マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦へ意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

9日、CL準々決勝1stレグでシティはアウェイでマドリーと対戦。ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指す中、難しい相手との対戦となった。

両者は3大会連続でノックアウトステージで対戦。2021-22シーズンは準決勝で対戦し、1stレグは4-3でシティが勝利したものの、2ndレグは延長戦にもつれこみ、1-3で敗れ、2戦合計5-6で敗退。2022-23シーズンも準決勝で対戦し、1stレグは1-1、2ndレグは0-4で快勝し、シティが勝利し、その後決勝も制して悲願の初優勝を果たしていた。

三度マドリーとの対戦となったシティ。グアルディオラ監督は、3年連続での対戦となる中、警戒しながらも自信を見せた。

「2年前は土壇場で敗退したが、昨年は勝利した。我々の監督は同じだが、我々にも新しい選手がおり、彼らにも新しい選手がいる」

「ホームでセカンドレグを戦えるということは少し有利だが、ここでは強くて信じられないほど自信を持っているが90分間プレーしなければいけない」

「彼らはハイプレスをかけて、とてもアグレッシブにくる。とても危険だ。順調に前進できれば、彼らは下がっていく」

ペップだけでなく、誰もがトランジションでの強さを知っている。彼らは信じられないスピードも持っている」

「同時に彼らを罰し、痛めつけ、我々がゴールを決めるためにここにいると感じさせるようにしなければならない。レアル・マドリーは多くの側面をコントロールできるが、我々は自分たちが何者であるかを見せつけなければいけない」

また、勝利すれば連覇にまた一歩近づくことになるが、これまでは新参者として揶揄されてきた過去に触れ、もう1度優勝することは可能だと語った。

「我々がヨーロッパに飛ぶようになり10年ちょっと経ったと思う。以前は、ヨーロッパ行きの飛行機にすら乗らなかった」

「現在、我々は世界最高のチームと、この種の競争で直面できるクラブになった。でも、それは10年を超えたものではなく、10年では十分ではない。今でも、再び試合に臨むということは、クラブの将来に向けた経験だ」

「人々は『1度勝てば終わりだ』と言うが、そんなことはない」

「例えば、レアル・マドリーバイエルンバルセロナインテルのようなエリートクラブとは異なり、この大会で40年、50年、60年、70年もプレーを続けるビッグクラブとは異なる」

「我々は歴史的に見ても新しい存在だ。しかし、我々は『よし、やった』という感覚を持っている。そしてもちろん、1度やったことであれば、もう1度やることができる」

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