フジテレビの宮司愛海アナウンサーが3月30日オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。転職すべきか迷っている相談者にアドバイスを送った。
○関係なさそうなことでも意外なところでつながる

この日の配信では、23歳男性のお悩みを紹介。相談者は、「今の仕事を辞めて、テレビやラジオの裏方の仕事をしたい。その夢に向かって、来年から専門学校に行こうと思っている」と語りつつ、「反対されるのでなかなか親に言えない。このまま夢を追ってもいいのか」と吐露。すると、宮司アナは、「23歳でしょ? やっちゃいなよ、やっちゃいなよ!」と背中を押し、「ずっと憧れはあったんでしょ? 気持ちはそっちにあるんじゃないですか。専門学校に行ってみたらいいんじゃない?」と力強いエールを送った。

続けて、「“今”が一番若い」という自身の好きな言葉を紹介し、「今だよ。今やるべき」「気持ちを大事にしたほうがいい」と熱弁。一方で、「昔からラジオが好きで、ラジオの専門学校に行って、ラジオのディレクターとか作家さんになってみたいな人生もよし」としながら、「違う世界に行くっていうのも。一本道を歩んできた人が見えなかった景色も多分見えてるから、プラスに働くこともあるんじゃないかな」と助言。異なるジャンルの仕事でも、「つながらないことはない」と語り、「全然関係なさそうなことでも、意外なところでつながったりするもの」だと伝えた。

また、“親の反対”について、宮司アナは、「成人したら、そこは何とか説得するなり、後々実力つけて仕事で納得してもらう」と語りかけ、「ある程度のところで、自分で自分の人生を背負って歩んでいくタイミングはやってくると思うから。周りの人のことは気にせず、自分の心と向き合って。どういう人生にしたいのか、どういう人になりたいのかを一番大事にしたほうがいい」とキッパリ。年齢を重ねると、家庭を持つなどして、「選べる幅が狭まってくるかもしれない」と話し、「そういう意味では、今思ってることを今のタイミングで、そこに向かって歩み出すのは大事なこと」だと強調していた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。

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