主要経済イベントが起きているときのFX
FXは国の経済や政治などによって、大きく動向が変わる取引のひとつです。
例えば、新型コロナウィルス感染症が起きたとき、各国で経済が悪くなり、感染が始まってから数年が経ってもその影響を受けている業界がたくさんあります。
以下では新型コロナウィルス感染症を元に、どのようにボラティリティを乗り切ってチャンスにするのかについて話しましょう。

1.損切りをしっかりする

主要経済イベントが起こると、大きな確率で値動きが急上昇または急下降していきます。
上昇している場合は利益となりますが、急下降した場合は損切りしましょう。
普段から「自分が入れている金額の何%まで下降したら損切りする」のような自動設定はつけるのがオススメです。
なぜならfx 取引時間が国によって違い、私たちが寝ている間に主要経済イベントが起こることもあるからです。

2.影響を受けている産業を確認する

好影響と悪影響を受けている産業を見て、結果的に利益が出ているのか、損失が出ているのかを確認します。
例えば、コロナ感染が起きたとき、飲食業や旅行業は大きい打撃を受けました。
国によって各産業の割合が違い、コロナの場合は飲食業や旅行業が大きい割合を示している国は、大きな打撃を受けました。
逆にロジスティクス業は売り上げを伸ばしました。巣篭もりが起きて、オンライン購入が増えたからです。
このように産業を見て、それぞれどれぐらいで回復するのか、どれぐらい他の産業を支えられるのかを見ると、大体どの辺でFXの値が元通りになるかを推測できます。

3.輸出入しているものを確認する

次に自分が投資している国が輸出入に頼っていれば、その国がどのような影響を受けているのかを見ます。
例えば、日本では円安が続いていますが、他国は上昇傾向にあります。その結果、日本では輸入品が割高に感じる事態です。
するとより購入を控えるように経済が周らないので、悪化する、のように今後の動きを予測できます。