広瀬アリス主演の月9ドラマ「366日」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系) の第1話4月8日に放送された。たくさんの人が知る名曲をもとにしたストーリー。その始まりは、濃密でいて、衝撃の展開となった。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】制服姿がかわいい明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦)

■名曲をモチーフにしたラブストーリー

本作は、沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動き出した男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語が展開する。

音楽教室の事務受付をしている28歳の主人公・雪平明日香を広瀬、明日香が高校時代に思いを寄せていた水野遥斗を眞栄田郷敦が演じる。また、明日香と遥斗の同級生役で、小川智也を坂東龍汰、下田莉子を長濱ねる、吉幡和樹を綱啓永が務める。

■明日香が勇気を出して遥斗に思いを打ち明け、美しいキスへ

高校時代、そして28歳になって同窓会で再会しても、勘違い、すれ違いを繰り返す明日香と遥斗。そのもどかしい様子にヤキモキする中、明日香が勇気を振り絞り、一歩踏み出した。勤めている音楽教室に体験入学のためやって来た子どもの母親の「一歩踏み出す勇気は大事」という言葉が胸に残っていたからだ。

劇団員として活動している同級生・鮫島(佐藤景瑚/JO1)の公演で偶然会った遥斗に誘われて食事に行った明日香。その帰り道、遥斗に胸の内を明かすと、2人の勘違いが解消されていくことに。そこで遥斗が「俺たち、これから始めてみない?」と告白し、明日香は「よろしくお願いします」と返した。

これまでの空白を埋めるように、そのまま公園のベンチで朝まで語り合った2人。翌日の日曜にスカイツリーで初デートする約束をした別れ際、横断歩道の手前でどちらからともなく手をつなぐと、顔を見合わせてキスをした。

10年越しの思いがこもったキスに、視聴者からは「夜明けの手つなぎからのキスはヤヴァい~」「なんだこのキスシーンめちゃいい」「信号待ちキスごっつぁんです!!!!!」「ドキドキする」といった反響が続々と寄せられた。

■幸せから一転、視聴者驚がくの展開

ところが衝撃のラストを迎えた。

初デートの日、待ち合わせ場所に急いでいた遥斗が少年を助けようとして転落。頭から血を流して意識を失い、救急車で病院に運ばれたのだ。

初デートの朝を迎えて幸せそうな明日香の描写のバックで、本作のモチーフとなった主題歌が流れ始めたときから、SNSには「歌詞を思い出すとこの先不穏でしかない」「歌詞考えると…胸が痛い」という声もあったが、本当に明日香にとって予期せぬ悲劇が起きてしまった。

前半でじっくりと2人のすれ違いが描かれ、それからの幸せだっただけに、スピーディー過ぎる落差が一段と胸に迫ったということもある。「展開がジェットコースター」「幸せな時間儚すぎる」「1話から衝撃的すぎる」「もうつらい」との感想の一方、「1話から濃密で心つかまれた」「やばいコレはハマる」と期待の声も高まった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

広瀬アリス主演のラブストーリーが開幕/(C)フジテレビ