2024年4月8日、韓国・YTNは「カナダの有名缶ビールの旭日旗デザインが韓国人からの抗議を受けて変更された」と伝えた。

記事によると、カナダ在住の韓国人は最近、バンクーバーで有名なビールメーカーが発売した缶ビールのパッケージに旭日旗のデザインが使用されていることを発見し、メーカー側にメールで抗議した。記事は「当該商品は日本酒を含んでいるため、旭日旗のデザインが使われたとみられる」と説明している。メールは、旭日旗の意味と日韓関係の歴史を説明する内容だったという。

すると翌日、ビールメーカーの共同設立者から「旭日旗の歴史について全く知らなかった」と謝罪があった。さらに約2週間後には「新しいデザインに変更した」として新デザインの商品が送られてきたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「こうした努力は必要だと思う」「抗議した韓国人もすてきだし、メーカー側の対応もスマート」「旭日旗使用禁止条例を撤廃しようと訴える韓国の議員たちは見習ってほしい」との声が上がっている。

一方で「過剰に反応するのもどうかと思う。意図のないデザインになぜそこまで大騒ぎするのか」「太陽の光を表現するものは全て旭日旗なの？」「旭日旗は赤色が放射状に広がるデザインだ」などと指摘する声も寄せられている。（翻訳・編集/堂本）

8日、韓国・YTNは「カナダの有名缶ビールの旭日旗デザインが韓国人からの抗議を受けて変更された」と伝えた。資料写真。