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 岐阜市(40万2400人)は、2023年11月25日から中心市街地で自動運転バス「GIFU HEART BUS」の継続運行を開始した。市は持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指し、運転手不足や安全対策等の課題に対する一つの解決策として公共交通への自動運転技術の導入を段階的に進めてきた。継続運行はその一環として実施するもので、2028年3月31日までの5年間実施。

 運行ルートは、毎日運行する岐阜駅から市役所までの中心部ルート(30分間隔・1日12便)と、土日祝日のみ運行の岐阜駅から川原町や岐阜公園など観光地を周遊する岐阜公園ルート(2時間間隔・1日3便)の2ルート。乗車定員は10人で原則予約制、運賃は無料。当面オペレーターが同乗するが、5年の間に条件付きの完全自動運転、いわゆるレベル4自動運転の実現を目指す。

(月刊「ガバナンス」2024年1月号・DATA BANK 2024)

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