企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイックは、当社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20~36歳の正社員に対して行った、「会社での非公式コミュニケーション」(※業務に関係する報連相や会議等以外での上司・同僚とのコミュニケーション)のアンケート調査結果を発表します。(有効回答:125件、調査日2023年11月28日-2024年3月4日)

■8割超が、上司や同僚との非公式コミュニケーションは必要と回答

「上司や同僚との非公式コミュニケーションは必要だと思いますか?」と質問したところ、「必要」が最多の83.2%、次いで「わからない」が14.4%、「必要でない」が2.4%となり、8割以上の若手社員が非公式コミュニケーションの必要性を感じていることがわかりました。

■上司や同僚との非公式コミュニケーションが必要だと思う理由

1位「距離が縮まり、話しやすくなる」(91.3%)、2位「チームワークや一体感が増す」(54.8%)

「必要」と回答した方に、「上司や同僚との非公式コミュニケーションが必要だと思う理由として、あてはまるものを2つ選択してください」と質問したところ、1位「距離が縮まり、話しやすくなる」が91.3%、2位「チームワークや一体感が増す」が54.8%、3位「楽しく、仕事のリフレッシュができる」が39.4%、4位「社内昇進や目指すキャリアのために必要」が1.9%、5位「その他」が1.9%となり、チームや個人間の人間関係を良好にさせるために必要と感じている方が多いことがわかりました。

■社内で上司や同僚と行っている「非公式コミュニケーション」

1位「業務時間中の雑談」(82.4%)、2位「飲み会(2~3人のものも含む)」(69.6%)

「社内で上司や同僚と行っている、『雑談や飲み会などの非公式コミュニケーション』はありますか?当てはまるものを全て選択してください(オンラインで行われているものも含む)」と質問したところ、1位「業務時間中の雑談」(82.4%)、2位「飲み会(2~3人のものも含む)」(69.6%)、3位「ランチタイム」(53.6%)、4位「喫煙中の雑談」が24.8%、5位「有志での遊びや旅行」が13.6%、6位「有志での部活動サークル活動」が(6.4%)、7位「あてはまるものはない」(2.4%)となりました。

非公式コミュニケーションにかける時間 (1週間あたり)

「業務時間内」:1位「1時間程度」(31.2%)、2位「30分程度」(28.8%)

「業務時間外」:1位「業務時間外でほとんど時間をかけていない」(28.0%)、2位「1時間程度」(27.2%)

非公式コミュニケーションにどのくらいの時間をかけていますか?(1週間あたり)」と質問したところ、「業務時間内」では、1位「1時間程度」(31.2%)、2位「30分程度」(28.8%)、3位「2時間程度」(13.6%)、4位「3時間以上」(11.2%)、5位「業務時間内でほとんど時間をかけていない」(8.8%)、6位「3時間程度」(6.4%)となりました。

「業務時間外」では、1位「業務時間外でほとんど時間をかけていない」(28.0%)、2位「1時間程度」(27.2%)、3位「30分程度」(20.0%)、4位「2時間程度」(14.4%)、5位「3時間以上」(5.6%)、6位「3時間程度」(4.8%)となりました。

■最も必要だと思う非公式コミュニケーション:1位「業務時間中の雑談」(56.0%)

「最も必要だと思う非公式コミュニケーションがあれば、1つ選択してください」と質問したところ、1位「業務時間中の雑談」が56.0%、2位「飲み会(2~3人のものも含む)」が16.0%、3位「ランチタイム」が11.2%、4位「喫煙中の雑談」が6.4%、5位「あてはまるものはない」が5.6%、6位「有志での遊びや旅行」「有志での部活動サークル活動」「その他」が同率で1.6%となりました。

■「最も必要だと思う非公式コミュニケーション」を選んだ理由

「最も必要だと思う非公式コミュニケーション」について、選んだ理由を聞いたところ、

下記のような回答が得られました。

▼業務時間中の雑談

・相手のことを知り、理解するきっかけになりやすいため

・日頃から会話をすることで信頼関係が築けると感じるから

・些細な雑談に仕事を円滑に進めるヒントがあると考えているため

▼飲み会(2~3人のものも含む)

・仕事のこと、仕事以外のことでも気軽に話せるから

・会社では気を使って話せない人ともコミュニケーションがとれるため

ランチタイム

リラックスした時間にコミュニケーションがとれ、相手の考え方がわかるから

▼喫煙中の雑談

・各部署の人が集まるため、他の業務を知ることが出来る

・距離が縮まるから

▼有志での遊びや旅行

・共通のことを楽しむことで、その人の考え方や楽しみが知れると思うから

▼有志での部活動サークル活動

・目的統一が容易に出来るから

▼あてはまるものはない

・現状では判断できないから

・その人によって異なるため

■「最も必要ないと思う非公式コミュニケーション」:1位「あてはまるものはない」(47.2%)

「最も必要ないと思う、非公式コミュニケーションがあれば、1つ選択してください」と質問したところ、1位「あてはまるものはない」が47.2%、2位「有志での遊びや旅行」が13.6%、3位「喫煙中の雑談」「有志での部活動サークル活動」が同率で11.2%、5位「飲み会(2~3人のものも含む)」が8.0%、6位「ランチタイム」が6.4%、7位「その他」が1.6%、8位「業務時間中の雑談」が0.8%となりました。

■「最も必要ないと思う非公式コミュニケーション」を選んだ理由

「最も必要ないと思う非公式コミュニケーション」について、選んだ理由を聞いたところ、

下記のような回答が得られました。

▼あてはまるものはない

・周りと関係を構築していく上で、コミュニケーションはどのような場面でも必要であると考えるから

・仕事をする上での報連相や信頼関係にも繋がってくると考えるから

▼有志での遊びや旅行

・次の仕事に向けて家で身体を休めたい

・友達との線引きが難しくなるため

▼喫煙中の雑談

・自分自身がタバコを吸わないから

・健康に悪いため

▼有志での部活動サークル活動

部活動などは強制感が出ると思うから

・プライベートの時間が無くなってしまうため

▼飲み会(2~3人のものも含む)

・プライベートの時間がなくなる、早く帰りたいから

・業務時間外で気を使いたくないため

ランチタイム

・昼ごはんは自分のペースでリラックスして過ごしたい

・唯一の休憩で気を使いたくないため

▼業務時間中の雑談

・自身の作業の進捗が遅れ、業務に支障が出るかもしれないから

・周囲で働いている人の妨げになるかもしれないから

今回の調査結果について、20年以上にわたり企業の人材育成や採用支援に携わっている、当社常務取締役の近藤は、次のように述べています。

「若者の就労や働き方に対する価値観の多様化にともない、社員の育成手法も変化している中、部下・後輩とどのようにコミュニケーションをとり、良好な関係を築いていけばよいか悩む管理職・リーダー層の方は少なくありません。しかし、今回若手社員に向けて行った『非公式コミュニケーション』の調査では、その必要性を感じている割合が8割超、また『最も必要ないと思う非公式コミュニケーション』の回答では『あてはまるものはない』と回答した割合は約5割と、多くの若手社員が上司・同僚との非公式なコミュニケーションの中で、人間関係を良好にさせたいと感じていることがわかりました。

調査では、若手社員が求める非公式コミュニケーションの傾向もわかりました。ポイントは、『勤務時間中の雑談』です。『最も必要と思う非公式コミュニケーション』の回答では『勤務時間中の雑談』が半数を超えており、現在行っている非公式コミュニケーションについても『勤務時間中の雑談』が8割を超えました。『業務時間外で非公式コミュニケーションにかける時間(1週間あたり)』の結果では全体の約7割が『1時間程度』または『30分程度』だったことからも、『勤務時間中の雑談』は良好な関係を築くための鍵になります。

雑談によって信頼関係を築くために、まずはコミュニケーションの中で、恐れずに“相手の興味・関心の領域や要素を探す”ことが大切です。明らかに相手が嫌悪を示す話題は避けるべきですが、そうでない場合は、相手の仕事だけでなくプライベート面も含めて関心事を引き出しましょう。わかる範囲で事前に下調べをして雑談に臨むことも大切です。その関心事が理解できれば、その話を中心に会話やコミュニケーションを展開してください。相手に誠実な関心を寄せれば、安心感、自己重要感を感じてもらうことができ、信頼関係の醸成に繋がります。さらに、管理職・リーダー世代のみなさんは雑談の中で、部下・後輩の強みを見出し、仕事への取り組み方で強みを活かせるような助言を行ったり、部下の強みに適した業務内容を新しく任せたりするといった関わりもできると良いでしょう。」

近藤 浩充/株式会社ジェイック 常務取締役 教育事業部長
大学卒業後、情報システム系の会社を経て入社。IT戦略事業部長、経営戦略室長、教育事業部長、若手の採用・就職支援を行うカレッジ事業部長を経て現職。若手求職者の傾向と企業の採用・育成課題の双方を知る立場から、当社の若手求職者向け就活研修・企業向け教育研修を監修するほか、一般企業、金融機関、経営者クラブ、高校などで、若手の採用や育成、キャリア形成等についての講演も多数行っている。

【調査概要】

調査名称:「会社での非公式コミュニケーション」に関するアンケート調査

調査対象:当社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20~36歳の方

調査機関:自社調査

調査方法:Webアンケート

調査期間:2023年11月28日-2024年3月4日

回答者数:125

■教育支援サービス(教育事業部)の概要

当社にて20年以上続いている事業で、受講者の“マインド面”を重視して行動変容を促す研修を得意としています。主な研修としては、世界的ベストセラー書籍を基にした研修「7つの習慣(R)」研修や、目標達成メソッドとして著名な「原田メソッド(R)」の研修、『人を動かす』等で有名な「デール・カーネギー・トレーニング教育研修」、その他顧客企業のニーズに合わせた各種カスタマイズ研修を提供しています。

サイトURL:https://www.jaic-g.com/service/education/

■会社概要

代表取締役:佐藤 剛志

設立   :1991年3月

資本金  :2億6,188万円(2023年7月末現在)

本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F(東京本社・受付)

事業所  :東北、名古屋、大阪、広島、九州、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ

事業内容 :フリーター・既卒・第二新卒者向けの就職・採用支援サービス「ジェイック 就職カレッジ(R)」 

中退者の就職・採用支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」  
新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ(R)」

新卒ダイレクトリクルーティング「Future Finder(R) 」

企業向け教育研修事業

URL    :https://www.jaic-g.com/

既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/

新卒向け就職支援サービス:https://shinsotsu.jaic-college.jp/lp/2023/

企業向け採用支援サービス:https://www.jaic-g.com/service/adoption/

企業向け教育研修サービス:https://www.jaic-g.com/service/education/

採用×教育チャンネル 「HRドクター」:https://www.hr-doctor.com/

【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック  担当:松尾

E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600  FAX 03-5282-7607

配信元企業:株式会社ジェイック

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ