ブラジル女子代表のアルトゥール・エリアス監督が、なでしこジャパン戦の前日会見に臨んだ。ブラジル「Gazeta Esportiva」が伝えた。

ブラジルは9日、SheBelieves Cup2024に参加中のブラジルは、6日のカナダ女子代表戦でPK戦の末に敗れ、9日には3位決定戦でなでしこジャパンと対戦する。

前日会見にて「この試合の重要性は非常に大きい」と語った指揮官。パリ・オリンピックのグループステージでは日本と同居し、今回と同じく中2日で両国は対戦する。

「各試合には独自のストーリーがあり、プラン自体は異なるだろう」と前置くが、「明日は試合を楽しむことがすべてだ」と、前向きな言葉を残すエリアス監督。

ピッチ上で統率の取れた効率的で素晴らしいチーム」と日本を評し、「あらゆる面で我々の評価が試される」とも述べ、「強い相手との試合で一貫性を生み出し、必要な評価を下さなければならないだろう」と、メンバー選考へ向けての側面を匂わせた。

一方で、「今回招集されなかった選手たちも追ってきた。調子が良ければ、うまくやれば、オリンピックに出られる。サッカーとはそういうものだ」と、可能な限り最後の瞬間まで代表チームでテストを続けることを強調している。

日本とブラジルは2023年末に国際親善試合で2度対戦し、1勝1敗(日本から見て3●4、2〇0)。当時の対戦ではブラジルも4バックと3バックを使い分けてきたが、5カ月ぶりの顔を合わせでは、どのような策を講じてくるだろうか。