いまをときめくハン・ジヒョン×ペ・イニョクが主演の青春ラブストーリー「チアアップ」。同作が4月18(木)夜11:00から衛星劇場で日本初放送される。元fromis_9のメンバーで、現在では女優として活躍するチャンギュリ、モデルとしても活躍するキム・ヒョンジンといったフレッシュなキャスト陣が躍動する。2022年SBS演技大賞ではベストチームワーク賞をはじめ5冠を達成した本作の魅力を、放送前に振り返っていく。

【写真】「ペントハウス」出演女優ハン・ジヒョンのチアガール姿

■“応援する楽しさ”に気づいてのめり込んで行くけなげな女子大学生

本作は「大切なのは青春よりお金!」を信条にバイトへ明け暮れる大学生ト・ヘイ(ハン・ジヒョン)が、「入団すれば100万ウォン」と言われて落ちぶれた応援団「テイア」に入団するところから始まる。

ト・ヘイは家族を養いながら必死に勉強をして名門ヨンヒ大学へ入学した苦学生だが、お調子者で生来の明るい性格が魅力的。初めはお金につられて入った応援団だったが、次第に“応援する楽しさ”に目覚めていく。もともと苦学生ということで面倒見が良いこともあり、ひたむきな姿が思わぬ恋の騒動を引き寄せてしまう。

その中心となるのが「テイア」の応援団長パク・ジョンウ(ペ・イニョク)と、ト・ヘイを追いかけて入団してきたチン・ソンホ(キム・ヒョンジン)。真面目で堅物なパク・ジョンウのさりげなく不器用なやさしさと、恋愛経験豊富な人気者チン・ソンホの真っすぐストレートなアプローチにト・ヘイはどう動くのか。

最初はお金にしか興味がなかったト・ヘイが次第に変わっていく姿と、彼女をめぐる美男子2人による甘酸っぱいストーリーがたまらない。フレッシュなキャスト陣に相応しい青春ドラマとなっている。

■若手人気実力派俳優とヒット作を支えてきたスタッフ陣のチームワーク

主演を務めるハン・ジヒョンは2017年の女優デビューからさまざまな作品で活躍し、2020年には「ペントハウス」シリーズに出演。狂気的なお嬢様であるチュ・ソッキョン役を演じて注目を集めた。

さまざまな事情を背景にゆがんだ青春を過ごしたチュ・ソッキョンとは対照的に、本作ではけなげで明るい女性を好演している。また応援団といっても“学ラン”“チアガール”といったものではなく、アイドルのようなきらびやかで舞台映えする衣装を着用するのが韓国流。ハン・ジヒョンの高身長と長い手足を活かした華麗なダンスシーンは、本作の見逃せない見所の1つでもある。

ト・ヘイに思いを寄せる真面目な応援団長を演じるペ・イニョクは、若者から絶大な支持を得ている人気実力派俳優だ。「私を愛したスパイ」「九尾の狐とキケンな同居」で名を知られることになり、大ヒット作「なぜオ・スジェなのか」では事情を抱えた御曹司役を演じた。

実は「なぜオ・スジェなのか」でも三角関係の一角を担っていたペ・イニョク。だが青春物語である「チアアップ」で見せる“石頭”なパク・ジョンウは、爽やかで等身大の愛を持った男だ。モテ男や自由奔放な役柄など演じてきたペ・イニョクが本作で見せた演じ分けには、「さすが」と称賛する声も多い。

三角関係の最後の一角を担うのは、新入生ながら男女ともに大人気なプレイボーイを演じたキム・ヒョンジン。2015年にソウルファッションウィークにてモデルとしてデビューし、2020年にWebドラマ「時間も配達できますか」で俳優デビューを果たした。とにかく整った甘いマスクが話題となり、インスタグラムのフォロワー数は100万人を超えている。

「チアアップ」がテレビドラマデビューとなるキム・ヒョンジンだが、高身長にすらっとしたビジュアルは“モテ男”の役柄にぴったり。ドラマ「PENG」でも爽やかな年下イケメンとして主人公に甘えるような演技がハマり役だっただけに、天性のモテ役オーラを持っているように感じる。

いまをときめくフレッシュな人気俳優3人を筆頭に、ルックスと演技力を兼ね備えたキャスト陣が勢ぞろい。そして本作は、数々のヒット作を支えてきた粒ぞろいのスタッフ陣にも話題が集まっている。

演出は「ストーブリーグ」共同演出のハン・テソプとオ・ジュニョクが担当し、脚本は「VIP-迷路の始まり-」を執筆したチャ・ヘウォン。思わずキュンキュンしてしまうような恋愛模様のなかにも、リアルな人間ドラマや絶妙なミステリー要素をスパイスとして加えるあたりに妙手が光る。

等身大の自分と向き合うことの大切さ、応援団に夢中になる青春、交差する恋心など、学生時代しか過ごせない大切な瞬間を凝縮した本作。2022年SBS演技大賞では「ベストチームワーク賞」を、ペ・イニョク、キム・ヒョンジンをはじめとする4人が「新人演技賞」を受賞するなど評価も高い。「チアアップ」は、4月18日(木)夜11:00からCS放送・衛星劇場にて日本初放送される。

チアアップ/(C)SBS