浜辺美波が主演を務める、7月26日(金)公開の映画「もしも徳川家康総理大臣になったら」の追加キャストとして、梶原善、足立英、小籔千豊、酒向芳の出演が発表された。追加キャスト4人と浜辺からコメントが届いた。

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■「脂多め、味濃いめ、麺かた、全部乗せのラーメンみたいな内閣」

眞邊明人原作の同名小説(サンマーク出版)が映画化された本作。2021年に出版された原作は、「キャッチーな設定で面白い!」と話題になり、ビジネス小説にもかかわらず14万部超えを記録し、コミカライズもされたヒット作品だ。

メガホンを取るのは、「テルマエ・ロマエ」(2012年)や「翔んで埼玉」(2019年)など、数々のコメディー実写化を手掛ける武内英樹監督。そして、テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を浜辺が演じる。歴史的偉人の中から、内閣官房長官坂本龍馬を赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長GACKT、財務大臣・豊臣秀吉竹中直人内閣総理大臣徳川家康野村萬斎が演じる。

さらに、偉人内閣を構成するキャストとして、観月ありさ、長井短、江口のりこ、高嶋政宏、池田鉄洋、小手伸也音尾琢真山本耕史が出演。武内監督が「言うなれば脂多め、味濃いめ、麺かた、全部乗せのラーメンみたいな内閣」とコメントを寄せるほどの個性が強すぎる最強ヒーロー内閣が誕生する。

そして、歴史上の偉人達に負けじと存在感を放つ現代人役の新キャスト4人の情報が発表された。理沙の上司であり、テレビ局政治部部長・森本慶一を梶原、財務省官僚として、豊臣秀吉石田三成と共に「太閤給付金」政策を担う吉田拓也役を足立、情報バラエティー番組で偉人内閣の政策に容赦なく鋭く切り込んでいく辛口司会者・島川徹役を小籔、偉人内閣に一番近い存在であり、彼らをまとめる日本党幹事長・御子柴学役を酒向が務める。

■「もしも徳川家康総理大臣になったら」あらすじ

時は2020年、コロナウィルスが猛威を振るい日常を奪われた日本。国内どころか世界中が大混乱に陥る中、首相官邸でクラスターが発生、あろうことか総理大臣が急死してしまう。そこで政府が実行した最終手段、それは「AI・ホログラムにより歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる」という前代未聞の計画だった。

総理大臣を託されたのは、“江戸幕府を作り上げた伝説の男”徳川家康(野村)。そして、日本史に燦然と輝く大スターたちが議員バッジをつけ内閣に参加。官房長官を“幕末の風雲児坂本龍馬(赤楚)、経済産業大臣は“最強にして最恐の革命家”織田信長(GACKT)、財務大臣を“空前の成り上がり者”豊臣秀吉(竹中)の他、紫式部(観月)、聖徳太子(長井)、北条政子(江口)、徳川吉宗(高嶋)、徳川綱吉(池田)、足利義満(小手)など通称「偉人ジャーズ」によるドリームチーム内閣が誕生する。

圧倒的なカリスマに加え、政策を推し進める“えげつない”実行力に人々は行天し、日本中が熱狂していく。そんな中、女子アナ志望の若手テレビ局員・西村理沙(浜辺)は、スクープを取ろうと政府のスポークスマンである坂本龍馬に近づくが、ひょんなことから偉人ジャーズの活躍の裏に渦巻く黒い思惑に気付いてしまう。

浜辺美波/西村理沙(テレビ局政治部の新人記者)役 コメント

現代人キャストの人数の方が偉人キャストよりも少ないという異例の作品。だからこそ、時代を代表する偉人たちとはまた違った個の強さを感じました。「現代人キャスト」と一括りにできない、面白さが盛りだくさんとなっております。はやく皆さまに見ていただきたいです。公開は7月26日です。ぜひお楽しみに!!

■梶原善/森本慶一(テレビ局政治部部長)役 コメント

小学3年生の時だったか、夕方、NHK少年ドラマシリーズ「夕ばえ作戦」(すばらしい題名)を見た。現代の少年が通りで拾った箱のダイヤルを回すと江戸時代へ行き、現代の道具を使って、悪い代官と忍びの一族と戦う話だ。そんなお話に善少年はワクワクした。

そして今回、役者になって初めてのタイムトラベルもの!!しかぁし!こちらからではなく、あちらから豪勢にどっとやってくる。僕はオフィスで発破をかける。しかも念願の武内組。武内監督との濃厚な撮影期間、充実していました。

■足立英/吉田拓也(財務省官僚)役 コメント

秀吉・三成に才を見出され、偉人内閣の中で事務次官に抜てきされる現代人官僚・吉田拓也を演じました。ご覧の通り、とんでもないメンバーですよね。オファーを頂いた瞬間に吉田の気持ちに触れられた気がしました(笑)。

閣僚会議、そりゃもうすごい景色でしたよ!そんな偉人内閣にのめり込んでいく様は狂気的ではありながら、とても純粋で、美しいものでした。吉田は偉人と現代人、そしてお客様とをつなぐ役どころ。

撮影を通して、僕自身が偉人たちの背中から、言葉から、本当に多くの思いをもらいました。吉田の姿を通して、偉人内閣を身近に感じていただけたらうれしいです。そして皆さまの心に偉人内閣の政策が届きますように。アイツとのチャンバラも!あるぜよ!

■小籔千豊/島川徹(情報バラエティー番組司会者)役 コメント

台本を読ませていただきまして、今見るべき映画だなと思いました。昔の日本人のことを今の日本人は時折、バカにしたような言い方といいますか、我々現代の日本人はここまで進歩したと言わんばかりの言い回しをする場合があります。「昔はあぁだったよな。びっくりするな」みたいに。

この映画はフィクションではありますが、昔の日本人に今の日本人がバカにされているような感覚になります。背筋が伸びます。個人的に大変ためになる物語。

家康さんたちや先人の日本人に恥じぬように生きていきたいと思わされました。少しだけですが、豪華キャストに紛れ、拙いお芝居をさせていただきましたが、この映画に参加させてもらえてよかったです。

■酒向芳/御子柴学(日本党幹事長)役 コメント

「原作はビジネス小説?これが…」撮影に入って何日目だったか。プロデューサーから耳にしたことでした。面白い本だなぁ、と思ったのが第一印象。“まつりごと(政治)”が簡単なことじゃないことは重々分かっていても、今の政治を見ていると、こんな“救世主”現れてくれないか、なんて思いますね。

※高嶋政宏の「高」は、正確には「はしごだか」

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