2024年4月5日から3日間、Aichi Sky Expoで「第3回 名古屋モーターサイクルショー」が開催。さまざまなメーカーがバイクを展示したほか、痛車イベント「萌(もえ)ーターサイクルショー!? 痛バイクコレクション」では、多数の痛車・痛バイクが登場しました。その中でも際だって特徴的だったのが、長野県中野市の公用車。こちら、なんと地元の公式バーチャルYouTuberを起用した痛車になっているのです。
●市の公用車が痛車!?
こちらの痛車を採用したのは長野県中野市。その車体には同市の公式バーチャルYouTuberである「信州なかの」ちゃんと、巨峰をモチーフにした新キャラクター「よるナカノ」ちゃん、さらに市の名産品であるシャインマスカットやリンゴ、それにエノキなどが描かれています。
何ともかわいらしいこの痛車。しかし、地方自治体がこのような車両を作ったというのはなかなかに驚きです。ねとらぼで制作理由について、会場を訪れていた中野市の湯本隆英市長に直接伺いました。
湯本市長によれば、今回の痛車は「市の知名度を上げたい」と考えて作ったそうです。というのも、県内には中野市と一文字しか変わらない長野市があります。県庁所在地である長野市との全国的な知名度の差は大きく、口頭で説明する際どうしても伝わりにくいそうです。
そこで、何よりまず中野市という存在を知ってもらうため、このような目立つ車両の導入に踏み切ったとのことです。ちなみに、バスから見下ろした時にもわかるよう、屋根もしっかりラッピングしています。
また、もう一つの理由として「子どもからも受け入れてもらいやすいように」という考えもあります。実際、市の子どもからの反応もなかなか良いようです。
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