4月9日から放送がスタートするテレビアニメ「リンカイ!」の先行上映会4月8日に東京・新宿ピカデリーで開催され、伊東泉役の川村海乃、平塚ナナ役の葵あずさ、那古屋紗智役の北守さいか、高松絹早役の杉山里穂、熊本愛役の日向未南、弥彦巫子役の長谷川玲奈の6人が登壇した。

同作は女子競輪を題材にしたメディアミックスプロジェクト「リンカイ!」のアニメ版。日本各地の競輪場をホームバンクとする女子選手たちが「リンカリーグ」の激闘に身を投じる姿が描かれる。

第1話「温泉と誓い」の上映後、キャスト陣によるトークショーがスタート。杉山が「まさかの1話でお風呂シーンが見れるなんてぜいたくですよね」と客席に問いかけ、別室で本編映像を見ていたキャスト陣も温泉シーンを見ながら、自分たちが演じるキャラクターを「かわいい」と話していたという。また、長谷川からは「泉の実家の旅館は、実際にある場所なので聖地巡礼できますよ!」という情報も飛び出した。

第1話では、平塚を除く伊東たち5人が動画配信チャンネル「タックルチャンネル」をきっかけに知り合った仲間だということが判明する。平塚役の葵は「泉とナナは運命のライバルなのですが、これから先に出会っていくことで、みんなの運命を変えるかもしれない」と第2話以降の展開を示唆した。

アフレコの裏話を聞かれた日向は「私自身はすごく人見知りなんです」としながら「みんながすごく優しくて、良いチームだと思う」とキャスト間の仲のよさについて言及。収録時だけではなく、オフの日も一緒に出かけるなどして関係を深めていることが明かされた。杉山は収録にあたりプロデューサーから送られた「キャラクターに共感を持ったまま苦しんだり、もがいて、この物語で生きていってほしい」という言葉に感銘を受け、さらに芝居に熱が入ったという。

同作の魅力を聞かれると、北守は「最初から最後まで競輪への愛が最後まで伝わるところ」とコメント。葵は「人間関係」を挙げ「ナナも徐々に他の5人との関係性が変わっていくさまが、アフレコを通してみんなとの距離を縮められた自分自身と重なる部分です」と語った。川村は「話を追うごとに、どんどん違うベクトルで物語が盛り上がっていく話なんです」と話し、今後の展開への期待を煽った。

なお、4月20日に東京・KITTE丸の内1階アトリウムで行われる「第78回日本選手権競輪・第2回オールガールズクラシック開催記念 福島・いわき市×福岡・久留米市 観光物産展」で、川村、葵、佐々木李子が登壇するステージイベントが実施されることも決まった。

4月7~9日には高松競輪、4月19~21日には伊東温泉競輪、6月4~6日と6月10~12日には広島競輪(in高松競輪)、8月28~30日には玉野競輪で「リンカイ!」の名を冠したレースが開催される。

競輪専門のテレビチャンネル「SPEEDチャンネル」で同作が放送されることも決まった。5月4日午後11時30分から放送開始。

(C)RINKAI League Committee