一般社団法人 根っこわーくす(大阪府交野市、代表 大島 一)は、日本財団の「子ども第三の居場所」事業の採択を受け、 家でも学校でもない子どもの新しい居場所である「交野こそだちベースtomos」の開所式を執り行いました。なお、子ども第三の居場所「交野こそだちベースtomos」は、日本財団「子ども第三の居場所」事業において交野市として初の拠点となります。

左)集合写真 右)交野市長 山本 景様 ご挨拶

2017年の法人設立から7年、小中学生を対象とした不登校児童生徒が通うフリースクール、放課後の居場所、子どもたちが自分たちで作る子ども食堂、週末キャンプなどの事業を運営して参りました。子どもたちの自己肯定感が育つ居場所づくりを行っていく中で、日常的に子どもたちが安心して気軽に通える居場所づくりの必要性を実感してきました。この背景から、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受け新築工事を行い、昨年11月に「子ども第三の居場所」の新たな拠点として運営を開始しております。5か月間の取組を踏まえ、今回4月から新たな一歩を踏み出すタイミングで、開所式を企画いたしました。

式典では、代表の大島が「すべての人に居場所が必要です。自己肯定感が育つ居場所づくりを通して、地域で子どもたちを育てる文化を共に創り続けていきましょう」と挨拶をし、交野市長 山本 景様など日頃からご支援いただいている関係者の皆様から祝辞を賜りました。

子ども第三の居場所「交野こそだちベースtomos」は、子どもたちが地域の人々との交流を通じて人と関わる力や自己肯定感を育むことができる居場所を目指しています。放課後は小学校へのお迎えも行い、安心できる居場所として、現在約15名の子どもたちが利用しています。子どもたちが自分らしく過ごせるだけでなく、保護者にとっても、子育ての不安や悩みを相談できる居場所として運営して参ります。

今後は、常勤職員2名、非常勤2名、ボランティア数名で運営し、平日の月・水・金曜日にフリースクール(10:00~15:00)、放課後の居場所(15:00~19:00)として開所します。

  • 施設概要

日本財団から助成を受け、「子ども第三の居場所」コミュニティモデルとして一般社団法人 根っこわーくすが運営しています。

施設名:交野こそだちベースtomos

所在地:大阪府交野市私市7-19-14

開所日時:月・水・金(10:00~19:00)

     フリースクール(10:00~15:00)、放課後の居場所(15:00~19:00)

スタッフ:常勤職員2名、非常勤2名、ボランティア数名 

SNS:【HP】https://neccoworks.com/

   【Facebook】https://www.facebook.com/neccoworks 

  • 運営主体:一般社団法人 根っこわーくす

2017年に法人設立。「自己肯定感(根っこ)が育つ居場所」づくりを通して「自分を信じるチカラ」「ひとに助けを求めるチカラ」(幹)が育つ支援をします。誰もが当事者となって、多様な個性を活かしあえる社会(森)の実現を目指します。

根っこわーくすの4つの事業:子どもの居場所事業、もうひとつの学校事業、子育ち支援事業、おとなの学び事業           

https://neccoworks.com/

  • 「子ども第三の居場所」とは

「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に213ヶ所設置されています。(2024年3月末時点)

https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

配信元企業:「子ども第三の居場所」プロジェクト事務局

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