日本旅行中の中国人女性が台湾人に助けられたとの投稿が話題になっている。三立新聞網、TVBS新聞網、中天新聞網など複数の大手台湾メディアが取り上げた。

三立新聞網の記事は、「多くの台湾人は日本旅行が好きであり、仕事や留学、定住する人も決して少なくなく、最も好きな国と言っても過言ではない。また、中国本土の民衆も日本が好きだ」とし、このほど日本を訪れた中国人女性がSNS・小紅書(RED)に投稿した体験談を紹介した。

それによると、上海から東京を訪れたという女性は、銀座で電車に乗ろうとして切符を購入しようとしたところ、現金の持ち合わせがないことに気付いた。すると、事情を知った通りすがりの台湾人が代わりに切符を購入してくれたという。女性は切符の代金を(別の方法で)返すと申し出たが、相手の台湾人はそれを断り、旅行の無事を祈る言葉をかけてくれたとのこと。女性は感動し、この心温まる出来事を多くの人にシェアしたいとSNSに投稿したそうだ。

中国のネットユーザーからは「私も2017年に台湾人と出会ったことがある。とても親切だった」「台湾人は本当にナイスだ。台湾に遊びに行った時にとても友好的だったよ」「上野公園で桜の写真を撮っていたら台湾人のおばあさんが『撮ってあげようか?』って言ってくれた」「初めて日本に行った時に駅の場所が分からなくなった。通りかかった台湾人が『どこに行きたいの?』と聞いてくれて、行き方を教えてくれた」といった声が上がった。

一方で、台湾人ユーザーからも「中国本土に旅行に行った時に同じように親切にしてもらって感動した」「大阪に遊びに行った時、何度も中国本土の人に道を教えてもらって助かった」「東京で大荷物とベビーカーを押して電車から降りようとした時に、女性が手伝ってくれた。お礼を言ったら『没事(どういたしまして)』って言われて、その時に彼女が中国人だと気付いた。本当にありがたかった」とのコメントが寄せられたという。(翻訳・編集/北田)

日本旅行中の中国人女性が台湾人に助けられたとの投稿が話題になっている。三立新聞網、TVBS新聞網、中天新聞網など複数の大手台湾メディアが取り上げた。