スパイダープラス株式会社は、自社特許技術(※1)を活用し、建築工事の品質管理で行う配筋検査の段取り(事前準備)を自動化するAI機能(以下「本機能」)を建設DXサービス「SPIDERPLUS」に追加したことをお知らせします。(配筋検査とは、鉄筋コンクリート造の建物工事において、コンクリート内の鉄筋が設計図通り正しく配置されているか確認する、品質管理のための検査業務です。)

本機能は、当社が保有する特許技術に基づき開発されたSPIDERPLUSの独自のものです。 

AIが配筋検査の事前準備に必要な「配筋リストから詳細図面を切り出す作業」や「切り出した詳細図面を建築図面に設置した検査アイコンと紐づける作業」を自動で行います。

本機能の活用により、これまで多くの人手と工数を必要とした工程の大部分が自動化され、ユーザーはAIが行った作業内容の確認や微調整のみで検査前の事前準備を完了させることができます。

本機能は、当社が提供するBPOサービスで活用を進め、機能の追加開発やAI学習を通じた精度向上により、BPOサービスの受注拡大と納期短縮への貢献を見込みます。将来的にはSPIDERPLUSの配筋検査機能を利用する顧客が、BPOサービスを介さずとも本機能を直接利用することを見据えた開発を検討しております。

当社は引き続き、知財戦略とプロダクト戦略を組み合わせた機能開発によって競争優位性を高め、当社にしか提供できない付加価値により、拡大する建設DXニーズに応えてまいります。

※1:本機能に活用された特許技術について

【詳細図自動切り出しAI:詳細図切出システム、詳細図切出方法及びプログラム】

【建物構造図アイコン配置AI:アイコン配置システム、アイコン配置方法及びプログラム】

配信元企業:スパイダープラス株式会社

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