ディズニーピクサーの新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の特報映像&ティザーポスターが解禁となり、大人になるための新しい感情のキャラクターとして「シンパイ」「イイナー」「ダリィ」「ハズカシ」が披露された。

【動画】『インサイド・ヘッド2』日本版特報第2弾

 『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしもの世界”で数々の心温まる感動の物語を描いてきたディズニーピクサー。「第88回アカデミー賞」長編アニメーション賞を受賞した『インサイド・ヘッド』(2015年)は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした物語。

 その続編である『インサイド・ヘッド2』は、思春期を迎え前作よりもちょっぴり大人になった少女・ライリーの頭の中を舞台に、前作で奮闘した感情たち(ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ)に加え、新たに大人になるために現れたシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシの4つの感情たちが登場する。

 <子どもの頃から見守る感情>たち――いつでもポジティブでハッピーな「ヨロコビ」、内気で泣き虫だけど実は誰よりもやさしくて仲間思いな「カナシミ」、熱い闘争心の持ち主で一度キレたら誰にも止められない「イカリ」、キライなものやダサイものは断固NGで毒舌な一面もある「ムカムカ」、いつも怯えているが迫りくる危険には素早く反応する「ビビリ」。

 ヨロコビやカナシミたちは、転校した学校にも慣れ、新しい友達もできたライリーが幸せに暮らせるよう奮闘する毎日を送っていた。そんなある日、高校入学を控えたライリーに、大きな人生の転機が訪れ、彼女の頭の中で“謎の警報”が鳴り響く。困惑するヨロコビたちの前に現れたのは、最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまう「シンパイ」、小さな身体と大きな瞳で、いつでも周りの誰かをうらやんでいる「イイナー」、どんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さない「ダリィ」、そして、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠す「ハズカシ」ら、<大人になるための新しい感情>たちだった。

 解禁となった特報映像では、大荷物で現れたシンパイがライリーを心配してあたふたと司令部のボタンを押しまくる姿や、イイナーがムカムカの髪型を「イイナー!」と目を輝かせてうらやましがる姿、指令室のソファで寝転がりスマホを見続けるダリィの様子、ヨロコビとハイタッチした時に恥ずかしさのあまりフードに隠れて縮こまってしまうハズカシなど、感情たちの世界に現われた新キャラたちの特徴を垣間見ることができる。

 新しい感情たちも加わって大好きなライリーを幸せにするため、みんなで協力するかと思いきや、シンパイたちが「ライリーにはもう、あなたたちは必要ない」とヨロコビたちをビンの中に閉じ込め、“感情”にフタをするシーンも映し出されており、嵐が起こる予感たっぷりだ。

 ティザーポスターには、そんな少しずつ大人になっていくライリーの頭の中に広がる“感情たち”の世界が描かれている。思春期の到来によって壊されてしまった感情たちが暮らす司令部で、ヨロコビたち5人の<子どもの頃から見守る感情たち>がシンパイたち4人の<大人になるための新しい感情たち>を不安そうに見上げている。いろんな感情が芽生えたライリーの頭の中で、どんな新たな騒動が巻き起こるのか?

 監督は、前作の原案・脚本・監督を務めたピート・ドクターから、『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーを務めたケルシー・マンにバトンタッチ。脚本は、前作でも脚本づくりに携わったメグ・レフォヴが担当している。

 ケルシー・マン監督が「新しいキャラクターのシンパイは、今までいた感情たちと初めて出会います。でもそれは私たちの頭の中で何が起こっているのかを考えてみると、とても理にかなっていると思います」と語っている。

■新たに登場する<大人になるための新しい感情>

・ハズカシ…いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠す
・シンパイ…最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまう
・イイナー…小さな身体と大きな瞳で、いつでも周りの誰かを羨んでいる
・ダリィ…どんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さない

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