ディズニーピクサーアニメーション映画インサイド・ヘッド」の続編「インサイド・ヘッド2」が、8月1日(木)に劇場で公開される。このたび、本作の特報映像とティザーポスターが解禁となった。

【写真】大人への階段を上る途中で新たに表れた4人の感情たち

■少し大人になった少女の心に現れた、“4つ”の感情たち

前作「インサイド・ヘッド」(ディズニープラスで配信中)は、これまで「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」など数々の作品を手掛けてきたピート・ドクターの監督作の中で、“感情たちの世界を描く”というユニークな作品だ。

その続編となる本作の主人公は、思春期を迎え前作よりも少し大人になった少女・ライリー。前作でも描かれた「子どもの頃から見守る感情」は、いつでもポジティブでハッピーな“ヨロコビ”、内気で泣き虫だけど実は誰よりもやさしくて仲間思いな“カナシミ”、熱い闘争心の持ち主で一度キレたら誰にも止められない“イカリ”、キライなものやダサイものは断固NGで毒舌な一面もある“ムカムカ”、いつも怯えているが迫りくる危険には素早く反応する“ビビリ”の5人。

ヨロコビやカナシミたちは、転校した学校にも慣れ、新しい友達もできたライリーが幸せに暮らせるよう奮闘する毎日を送っていた。そんなある日、高校入学を控えたライリーに、大きな人生の転機が訪れ、彼女の頭の中で“謎の警報”が鳴り響く。

困惑するヨロコビたちの前に現れたのは、最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまう“シンパイ”、小さな身体と大きな瞳で、いつでも周りの誰かを羨んでいる“イイナー”、どんなときも退屈&無気力で片時もスマホを手放さない“ダリィ”、そして、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠す“ハズカシ”の「大人になるための新しい感情」たちだった。

本作の監督にはケルシー・マンが、脚本は前作に引き続き、メグ・レフォヴが担当する。監督は、「新しいキャラクターのシンパイは、今までいた感情たちと初めて出会います。でもそれは私たちの頭の中で何が起こっているのかを考えてみると、とても理にかなっていると思います」と語っている。

■「インサイド・ヘッド2」解禁された特報映像&ティザーポスター

解禁となった特報映像では、感情たちの世界に新たに現れたシンパイたち4人の特徴を垣間見ることができる。大荷物で現れたシンパイが、ライリーを心配してあたふたと司令部のボタンを押しまくる姿や、イイナーがムカムカの髪型を「イイナー!」と目を輝かせてうらやましがる姿、指令室のソファで寝転がりスマホを見続けるダリィの様子、ヨロコビとハイタッチした時に恥ずかしさのあまりフードに隠れて縮こまってしまうハズカシなど、大人になっていく中で経験したことのある“感情たち”の姿が映し出されている。

新しい感情たちも加わって、大好きなライリーを幸せにするためみんなで協力するかと思いきや、シンパイたちが「ライリーにはもう、あなたたちは必要ない」とヨロコビたちをビンの中に閉じ込め“感情”にフタをするシーンも映し出されており、大人になるために巻き起こる“感情の嵐”がライリーにも訪れる。

ティザーポスターには、少しずつ大人になっていくライリーの頭の中に広がる“感情たち”の世界が描かれている。思春期の到来によって壊されてしまった感情たちが暮らす司令部で、ヨロコビたち5人の「子どもの頃から見守る感情たち」が、シンパイたち4人の「大人になるための新しい感情たち」を不安そうに見上げている。

様々な感情が芽生えたライリーの頭の中。大人になっていくライリーの中で繰り広げられる“感情たち”の奮闘が描かれた物語が、今夏公開される。

「インサイド・ヘッド2」ティザーポスター/(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.