6試合連続安打で絶好調の大谷翔平(C)Getty Images

 ドジャース大谷翔平が現地時間4月9日(日本時間10日)、ターゲット・フィールドでのツインズ戦に「2番・DH」で出場し、5打数1安打だった。チームは6-3で勝利した。

【動画】強烈なライナー!大谷翔平が二塁打を放つシーン

 初回の第1打席はツインズ先発のルイ・バーランドの前に見逃し三振に倒れたが、3回の第2打席は二死から右翼への二塁打で出塁し、これで今季の二塁打は両リーグトップの8本となった。

 米メディア『Dodgers Nation』は「ショウヘイ・オオタニ、試合開始早々に114mphのヒーター・ダブル!」とXに投稿し、一塁手の横を抜ける打球速度114マイル(183.4キロ)の強烈なライナー性の打球を放った映像を添えた。

 また、同メディアは「ドジャースにとってここ数試合はまさに“SHO”だった」と、大谷の活躍がチームの勝利に深く結びついていることを強調していたが、これで大谷は6試合連続安打と好調をキープしている。

 さらに、米メディア『Dodger Blue』は「長打製造機、ショウヘイ・オオタニ」と、直近6試合で長打9本の大谷を絶賛。MLB公式のサラ・ラングス記者は、1901年以降のドジャース選手では、開幕14試合で12本の長打を打ったのは初めてだと伝えている。

 ドジャースは4回に7番・ジェームズ・アウトマンの3ランで3点を先制し、3-0。5回は無死一塁で大谷の第3打席は左飛に終わったが、一死一・二塁で4番のウィル・スミスが3ランを放って、6-0とリードを大きく広げた。

 大谷は6回の第4打席、二死一・二塁の好機で回ってきたが、低めの変化球に空振り三振に倒れた。8回二死満塁では二ゴロに終わっている。

 まさに記録づくめの大谷。松井秀喜氏の持つメジャー日本選手最多本塁打175本」にもあと1本と迫っている中で、注目度は増すばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「まさに“SHO”だった」大谷翔平、開幕14試合で12本長打は”球団史上初”の快挙 「長打製造機」と現地メディアも絶賛