習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で9日午後、中国を公式訪問中のミクロネシア連邦のシミナ大統領と会談しました。

習主席は「今年は中国とミクロネシア連邦の国交樹立35周年に当たる。中国はミクロネシア連邦と共に、両国国交樹立35周年を新たな出発点として、各層における交流と対話を保ち、各分野の互恵協力を強化して、中国とミクロネシアの関係が新たな段階へと邁進（まいしん）することを望む。双方は、両国の全面的戦略パートナーシップを堅持することを政治の基盤として、互恵とウィンウィン、共に発展することを協力の基調にして、『一帯一路』を共に建設する協力を加速し、インフラ建設プロジェクトを強化し、文化、衛生、教育と地方などの人と文化の交流を密にすべきだ」と述べました。

シミナ大統領は「ミクロネシア連邦と中国が国交を樹立して以来、両国は相互に尊重し、平等に付き合い、互いに内政不干渉などの基本原則を一貫して堅持してきた。二国間関係は長足の発展を遂げた。ミクロネシア連邦は一つの中国の原則を断固として厳守する。台湾、香港、新疆、チベットなど核心的な利益問題における中国の立場を断固として支持する」と強調しました。

両首脳は会談後、「一帯一路」共同建設、グリーン発展、農業、医療と衛生、インフラ施設、発展協力などの分野に関する多くの二国間協力文書の締結式に立ち会いました。（提供/CRI）

習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で9日午後、中国を公式訪問中のミクロネシア連邦のシミナ大統領と会談しました。