station株式会社(本社:東京都港区、共同代表:渡邊雄介、三宅高弘、以下station)は、事業拡大に伴う支社展開及び組織強化のため、ソフトバンク株式会社の子会社で、愛知県スタートアップ支援拠点「STATION Ai」の運営事業を担うSTATION Ai株式会社(ステーションエーアイ、本社:名古屋市中村区、代表取締役社長 兼 CEO:佐橋宏隆)が、株式会社ディープコア(本社:東京都文京区、代表取締役社長:仁木 勝雅)と共同で設立した「STATION Ai Central Japan 1号ファンド※1」、尾道産業株式会社(本社:広島県尾道市、代表取締役社長:松井孝光)より、資金調達を実施したことを発表いたします。

※1 正式名称は「STATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合」です。


◆資金調達の目的と背景

社会が多様化し、個々のニーズや要求が異なるようになったことで、従来の一括りのまちづくりやコミュニティづくりだけでは対応しきれなくなっている情勢から、人々は自身のアイデンティティやライフスタイルに合った場やコミュニティを求めるようになっています。
stationは場やコミュニティを設計・運営されている方々が抱える様々な課題に対し、

1. コミュニティデザイン:場や街、コミュニティに属するステークホルダーの主体性を高める為の独自のコミュニティ設計手法の提供
2. ブランディング:抽象的になりがちな価値をわかりやすく発信する為のブランド設計やクリエイティブ制作
3. システム:情報可視化や運営効率化など現場に必要な機能をワンストップで提供するシステム
4. 施設運営(マネジメント):コミュニティや施設の現場の企画・マネージメントや運営

など、デザインとテクノロジーを組み合わせたプロダクトで最適な支援を提供しています。



stationの、“これまで”と”これから”

これまでは、首都圏はもとより、昨年は広島県から岡山県愛媛県香川県にかけての広域エリア(瀬戸内エリア)を軸とした地方都市を主な対象としてサービスを提供してまいりました。活動を進める中で、弊社の「選ばれる場/コミュニティになるためのデザイン」事業に想像以上の反響を頂くことができ、より多くのお声がけに応えられる組織となるため、今回の資金調達を行いました。また、この度弊社のウェブサイトをリニューアルし、より事業内容について詳しく掲載しております。

station WEBSITE
https://station.space

これからは、広島、愛知での支社展開を行い、人事採用に力を入れ組織力を向上させながら、今までに培ってきたデザインノウハウを活かし、広域での事業展開を進めていきます。


STATION Aiとの、”これまで”と”これから”

STATION Aiは、国内外スタートアップ支援機関・大学との連携を通じて、スタートアップ支援プログラム等をワンストップ・ワンルーフで提供する、愛知県におけるスタートアップの中核支援拠点であり、2024年4月時点で411社のスタートアップがメンバーとして加入しています。

これまで、弊社はSTATION Ai社に対し、下記の1~4について3ヶ月程の短期集中型で提供してきました。

1. コミュニティのコンセプト設計
2. 多様なステークホルダーとの連携スキームの整理
3. スタートアップの成長を後押しするコミュニティサービスのアドバイザリや企画
4. スタートアップコミュニティの円滑な運営を実現するためのスキルセット強化の研修提供

現在は、同社の施設におけるコミュニティの実運営の部分で多面的な伴走支援を行っており、2024年10月に控えているSTATION Ai施設の開業に向け、今後も継続的な支援を行なっていく予定です。
※詳しくはstation WEBサイトで事例紹介しております。


STATION Ai株式会社 インキュベーション事業推進部 スタートアップ支援課
課長代行 / コミュニティマネージャー
片岡裕貴

"3カ月ほどの短期集中型で、スタートアップの支援事業を進めていく中で、なかなか言語化できていなかったコミュニティとしての在り方やコミュニティマネージャーを含むステークホルダーの役割を、明確にすることができました。 また、さまざまなワークを通して、このコミュニティとして譲れない価値観を6箇条にまとめ、その実現のために必要な作業を整理できたことで、運営の担当者それぞれがより解像度を上げて日々のコミュニティの価値創出に臨めるようになり、大変感謝しています。 今後もstation社からアドバイスをいただきながら、日本最大規模だけでなく、最高レベルのインキュベーション施設として、オープンイノベーションが活発に起こる機会の創出を目指していきたいと考えています。"

▼お問い合わせ、ご相談はこちら
https://www.station.space/form/partner


◆共同代表コメント
station株式会社 CEO 渡邊 雄介】

私たちは、これまで不動産とコミュニティに関わる様々な課題に真摯に向き合い、”デザイン”と”テクノロジー”という二側面で解決に取り組んできました。
その結果、不動産や電鉄をはじめ、人のライフスタイルに深く紐着く事業エリアの方々から、弊社の「選ばれる場/コミュニティになるためのデザイン」事業に関心をお持ち頂きお声がけ頂ける機会が増えてまいりました。
今後は、そのようなお声がけにより多くお応えしていくため、組織・事業の拡大を行う必要がある中で、昨年の瀬戸内エリアに続き、東海エリアにおける強力なパートナーとしてSTATION Ai社にご参画頂けたことを本当に嬉しく感じております。
私たちはこれからも、地域社会との連携を深め、選択肢と持続可能な場や街の開発を通
じて、人々の生活の質を向上させることに努めてまいります。

station株式会社 DEO 三宅 高弘】

今回、STATION Aiという、愛知発で日本最大のスタートアップエコシステムの構築を目指す心強いパートナーを新たにお迎えできました。会社名が似ているという事と、個人的な話ではありますが、愛知は私の出身地という事もあり、このような機会を頂けた事にご縁を感じております。
今後、社会全体が持続可能性を高める為に、都心以外でも新たな産業を生むスタートアップが増える事が重要であり、世界に通用する「日本のものづくり」の集積地である愛知県は、間違いなくそのポテンシャルを秘めています。そしてその実現の為には、スタートアップが選び、集まりたくなるエコシステムやコミュニティの構築が鍵になります。

stationは、今回STATION Aiが開設するインキュベーション施設のコミュニティづくりに伴走しながら、それをモデルケース化し、STATION Aiやこれまでに参画頂いているパートナーと共に、全国、そして世界へと拡大していく事を目指します。


◆投資家コメント(敬称略、順不同)


STATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合

統括マネージャー

市原 暁

"station株式会社の渡邊、三宅両共同代表とは、2022年に同社が、愛知県STATION Ai株式会社で運営するスタートアップ支援拠点「PRE-STATION Ai」のメンバーになった時に出会いました。当初は入居スタートアップの1社と支援側という関係でしたが、同社が取り組む事業に興味を持ち、東海圏の企業を中心に、同社の事業のご紹介やアプローチでご一緒させていただきました。大小関係なく、企業でも行政でも地域においてもコミュニティはあり、そして各ステークホルダーにさまざまな課題がある中で、コミュニティデザインから運営までテクノロジーを組み合わせたソリューションを強みとしている同社に需要が高まると考えています。今後も同社の国内外における成長を支援していきます。"


尾道産業株式会社

代表取締役

松井 孝光

"ChatGPTの登場をはじめ世の中の常識が大きく移り変わって行くなかで、新しい時代
に即した「人と人との繋がり」を重視しデザイン思考で「これからのコミュニティの在
り方」へ挑戦するstation(株)。弊社が応援するスタートアップの中でも、「場」の在り方からコミュニティ課題の解決を目指すstation(株)共同代表 渡邊さんの情熱と行動力に大きな期待を寄せています。"


▼本件に関するお問い合わせ先
station株式会社 担当:渡邊雄介、三宅高弘
Email: info@station.space

配信元企業:station株式会社

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