株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、内科医でYouTube「予防医学ch /医師監修 ウチカラクリニック」の管理人でもある、森勇磨氏の著書『認知症は予防が9割』の重版(3刷)が決定したことをお知らせいたします。

65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症になる時代

本年1月1日認知症基本法(共生社会の実現を推進するための認知症基本法)が施行されました。内閣府の「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」によると、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症の症状が出ると予想されています。この確率は今後増えていくことが予想されています。

「いつもと違うちょっと変な感じ」が認知症のサイン

認知症の発見、といっても、その違和感は日常生活のほんの一片。見逃しやすい分、家族や周りの人などが、その違和感をかかりつけの医師に伝えることが非常に重要です。本書では、絶対に見逃してほしくない認知症のサインをお伝えします。また、医療現場でも実際に標準的に使用されている、信頼のおける認知症の3分ふるい分けテストも紹介します。



認知症予防に関心は高いが、予防対策を実施している人は少ない

太陽生命保険が公表した「認知症の予防に関する意識調査」※では、最もなりたくない病気は「認知症」と回答した人が最多の42.6%。また、認知症について多くの人が「予防」に関心があり(61.6%)、95.8%の人が認知症を予防することは重要だと思う一方で、認知症の予防対策を実施している人は16.0%に留まりました。

※出典:太陽生命保険株式会社「太陽生命、世界アルツハイマーデーにあわせて 認知症の予防に関する意識調査結果を公表!」2021年9月15日

https://www.taiyo-seimei.co.jp/company/notice/download/press_article/2021/20210915.pdf

科学的に正しい、認知症リスクを下げる7つの習慣

認知症は、なってからできることと、なる前にできる予防はまったく違います。認知症は予防が9割と言ってしまっても、まったく言い過ぎではありません。「認知症になりたくない」と、加齢を悲観するだけではなく「認知症になりたくない。そのためにはどうしたらいいか」を考えるところから、予防医学は始まります。

本書で紹介する対策のほとんどは明日から始められる簡単な習慣ばかりです。本書では、以下の認知症リスクを下げる7つの習慣について、詳しく解説していきます。

1.耳を大事にする

 ~大音量&長時間のイヤホンをやめて難聴を遠ざける

2.人とコミュニケーションをとる

 ~良好な人間関係を作る努力をせよ

3.毎日8000歩の散歩をする

 ~一駅歩くことが認知症の遠回りに

4.「地中海食」中心の食生活にする

 ~メインを魚のイタリアンで食卓を彩れ

5.7時間の睡眠をとる

 ~睡眠時間は短すぎず長すぎずがベスト!

6.禁煙する

 ~ニコチンが脳に依存している状態を回避せよ

7.頭への衝撃をなくす

 ~転びそうな時はまず頭を守ること

■著者プロフィール

森 勇磨(もり・ゆうま

内科医/Preventive Room株式会社代表

藤田医科大学救急病棟で勤務後、2020年2月より「予防医学ch/医師監修」をスタート。現在登録者は48万人を突破し、総再生回数は5000万回を超える。株式会社リコーの専属産業医として、予防医学の実践を経験後、独立。法人向けの福利厚生としてのオンライン診療サービスの展開、健康経営のコンサルティングなどを通じて予防医学のさらなる普及を目指している。著書に『40歳からの予防医学』(ダイヤモンド社)など。

■書誌情報

書名  :認知症は予防が9割 ボケない7つの習慣

著者  :森 勇磨

発売日 :2023年3月30日

価格  :1,100円(税込)

仕様  :新書・232ページ

ISBN:978-4-8387-7510-1

発行  :株式会社マガジンハウス

詳細を見る

配信元企業:株式会社マガジンハウス

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ