エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」(https://saru.co.jp/tvmaga/)を運営する株式会社WonderSpaceは、ドラマに関するWeb調査を行いました。その結果を公開いたします。

阿部サダヲさん主演のタイムスリップドラマ「不適切にもほどがある!」が大ヒット。今、過去に放送された宮藤官九郎さん脚本のドラマにも注目が集まっています。これまで放送された数々の名作の中で大好きなクドカンドラマは何でしょうか。

この記事では、「宮藤官九郎脚本で好きなドラマ」について100人にアンケートを実施した結果を、選んだ理由とともにランキング形式で発表します。

1位:あまちゃん

第1位は「あまちゃん」。クドカン作品の代表作のひとつに挙げられる2013年のNHK朝の連続テレビ小説。ヒロインは東京で育った高校生の天野アキ(能年玲奈)。母・春子(小泉今日子)の実家がある岩手県の北三陸で祖母・夏(宮本信子)の影響で海女に。ネットで話題になったアキがご当地アイドル、さらに東京で活躍していく物語。国民的大ヒットとなり、ドラマのセリフ「じぇじぇじぇ」は当時の流行語に。

ドラマ詳細

NHK  月~土 8:00~8:15

放送 2013年4月1日~2013年9月28日

出演 能年玲奈 小泉今日子 尾美としのり

脚本 宮藤官九郎

選んだ理由

「ひとつに選べませんが、中でもあまちゃんは最高です。ヒロインの母娘3代に渡る「アイドル」というテーマを軸に北三陸と東京それぞれに登場する個性的なキャラクター達。各セリフにクドカンらしい小ネタ満載でそれでいて東北の震災を描いたり、母娘の長年のすれ違いの和解を描いたり笑いとじーんとするシーンの繰り返しで朝、昼、夜と毎日3回欠かさす観ていました」(月見)

東日本大震災後の後に、三陸鉄道を舞台にしたホームコメディードラマで毎朝、ドラマを見ることで明るい気持ちになれた。能年玲奈さんと橋本愛さんがアイドルを目指すというコミカルな話が面白く、二人の「潮騒のメモリー」の歌も好きだった」(ぴんてどん)

「歴史あるNHKの朝ドラに、新しい風を吹き込み、一大旋風を巻き起こした。朝ドラあるあるを取り込みながらも、何者にもならないヒロインというのは斬新で、衝撃的だった」(おやかたさん)

2位:不適切にもほどがある!

第2位は「不適切にもほどがある!」。2024年放送。阿部サダヲ主演の意識低い系タイムスリップコメディー。1986年に生きる主人公の厳しい体育教師・小川市郎(阿部)が2024年にタイムスリップ。昭和のおじさんが令和では不適切にあたる発言を繰り返して、騒動を巻き起こしていく。コンプライアンス、ハラスメントなどに敏感すぎる現代社会に一石を投じる社会派エンタメコメディーとして大ヒット。

ドラマ詳細

TBS 金22:00~22:54

放送 2024年1月26日3月29日

出演 阿部サダヲ 仲里依紗 磯村勇斗 河合優実 吉田羊

脚本 宮藤官九郎

選んだ理由

「コミカルで笑えるんだけれども、現代社会の闇にむかって真正面からぶった切る一郎が見ていてとても面白いから。また、出演する俳優さんもとても豪華で、次はだれが登場するんだろうと考えるのもとても楽しみだから。そして、ミュージカルのクオリティも高く見ていてほんとに面白いから」(なまけものになりたいワーママ)

「昭和と令和の対比が面白いし、社会の問題点を上手く皮肉っているところもすごいと思います。タイムスリップものなのに、違う時代の人とがっつり関わって歴史改変タブーを犯しまくってるし、自由に過去と未来を行き来できるという設定が斬新だと思います」(湊海)

3位:池袋ウエストゲートパーク

第3位は「池袋ウエストゲートパーク」。長瀬智也主演。2000年、石田衣良の小説を堤幸彦演出で映像化。フリーター・マコトこと真島誠(長瀬)が主人公。マコトの親友のマサ(佐藤隆太)らチーマーくずれ、カラーギャング集団「G-Boys」のキング(窪塚洋介)ら池袋にたむろする若者たちのケンカ、友情や恋愛を描いた青春群像劇

ドラマ詳細

TBS 金21:00~21:54

放送 2000年4月14日6月23日

出演 長瀬智也 加藤あい 窪塚洋介

脚本 宮藤官九郎

選んだ理由

「初めて見たクドカンのドラマでした。こんなに面白いドラマがあるのかと感動したのを覚えています。とにかくマコトがかっこいい。キングのぶっ飛んだところも大好きだし、阿部サダヲなど脇役も完璧。ドキドキしたり笑ったりのバランスがいいのもクドカンワールドのいいところだと思います。往来の1,2ではなく、イチゴの回とか十手の回とかだったのもよし。アマゾンプライムの配信、嬉しかった!即見ました。懐かしかった!」(ににに)

「数ある作品の中で選びきれませんでしたが、やはり原点にかえって、最初に構成と言葉選びに驚嘆した作品を。今でも池袋にいくとまこっちゃんがいるのではと思います。一見粗暴に見えるギャング達の心篤き行動にジーンとしました。黒夢の主題歌もよかったです」(アンジー)

4位:木更津キャッツアイ

第4位は「木更津キャッツアイ」。2002年放送。岡田准一主演。千葉県木更津市が舞台の野球ヒューマンコメディー。元高校球児で実家の理髪店を手伝うぶっさん・田渕公平(岡田)が主人公。ある日、末期がんで余命宣告された公平は地元の野球チーム「木更津キャッツ」のバンビ・中込フトシ櫻井翔)、うっちー・内山はじめ(岡田義徳)たちと5人で怪盗団「キャッツアイ」を結成。高校時代にしごかれた野球部監督・猫田カヲル阿部サダヲ)に復讐を開始する。

ドラマ詳細

TBS 金22:00~22:54

放送 2002年1月18日3月15日

出演 岡田准一 櫻井翔 酒井若菜

脚本 宮藤官九郎

選んだ理由

「それぞれの登場人物がかなり濃いキャラクターだけど余命宣告をされたぶっさんのために願いを叶えていくストーリーは痛快でとっても面白いと思います。今思えばかなりキャストの豪華なドラマでした」(まちみ)

「単純に笑えるしシリアスもあり、映画にもなって面白かった。主役だけでなく、周囲の友人との友情の熱さがよかった。前半と後半でネタ晴らしというか伏線回収も構成として楽しめた」(TAKA)

5位:流星の絆

第5位は「流星の絆」。二宮和也主演。東野圭吾の小説を2008年に映像化。吉祥寺のカレー店で働く有明功一(二宮)が主人公。功一の弟・泰輔(錦戸亮)、妹・静奈(戸田恵梨香)とともに陰で詐欺グループ「アリアケ3」として活動する3兄弟の姿を描く。14年前に両親を殺害されて児童養護施設で育ち、強い絆で結ばれた3人が時効間近の事件を追う復讐劇。

ドラマ詳細

TBS 金22:00~22:54

放送 2008年10月17日12月19日

出演 二宮和也 錦戸亮 戸田恵梨香

脚本 宮藤官九郎

選んだ理由

「当時大人気小説だった東野圭吾さんの流星の絆を宮藤官九郎さんが脚本を手掛けて宮藤さんならではのコメディ要素もありつつシリアスシーンも丁寧に描かれていて当時小学生だった私でも毎週見るのが楽しみだったからです。ドラマの影響もあり原作にもハマりました」(ぱたぱた)

「原作が大好きなので、ドラマ化が失敗だったら嫌だなと思っていましたが、とても良かったからです。原作に忠実に、でもそれぞれの心情がとても良く表現されるようなセリフだったり脚本だったりしつつ、宮藤官九郎らしさのちょっと笑えるようなところもあり、とても好きなドラマです」(ななみ

6位以下

6位:タイガー&ドラゴン

6位:ゆとりですがなにか

8位:俺の家の話

9位:ごめんね青春!

10位:いだてん~東京オリムピック噺~

<プロフィール>

宮藤官九郎(くどうかんくろう)

出身地 宮城県

生年月日 1970年7月19日

血液型 O型

趣味&特技 散歩・ギター

劇団大人計画所属

------------------------------------------

【調査概要】

・調査期間:2024年3月6日3月25日

・調査機関:自社調査

・調査対象:18歳以上の男女(性別回答しないを含む)

・有効回答数:100名

・調査方法:Webサイト

------------------------------------------

配信元企業:株式会社WonderSpace

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ