タイトル争いを続けるリバプールでは、多くの負傷者が復帰したようだ。クラブ公式サイトが伝えている。

今シーズン、プレミアリーグで31試合を消化して首位アーセナルと勝ち点で並ぶ2位のリバプール。3位マンチェスター・シティも含めたタイトルレースはし烈を極めており、1ポイントも落とせない状況が続いている。

加えて、リバプールヨーロッパリーグ(EL)でも勝ち進んでおり、11日はEL準々決勝1stレグでアタランタと対戦する予定に。過密日程の中で、ユルゲン・クロップ監督は難しいやり繰りを迫られている。

そんな中で、リバプールは9日に負傷離脱していたGKアリソン・ベッカー、DFトレントアレクサンダーアーノルド、MFステファン・バイチェティッチ、FWジオゴ・ジョタがトレーニングに復帰したと発表。早ければ、アタランタ戦で実戦復帰となる可能性もあるようだ。

バイチェティッチを除く3選手は、いずれも今年2月に負傷。アリソンは筋肉損傷、アレクサンダーアーノルドはLCL(ヒザ外側側副じん帯損傷)、ジョタはMCL(ヒザ内側側副じん帯損傷)を痛めており、それぞれ長期離脱となっていた。また、バイチェティッチは2023年3月に内転筋を痛めると、一度は復帰したものの負傷が再発。クラブは慎重な姿勢を見せており、ここまで欠場が続いていた。

クロップ監督の今シーズン限りでの退任が決定しているリバプールにとって、ラストスパートをかけたいタイミングでの負傷者復帰は、これ以上ない後押しになるだろう。

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