電通プロモーションプラスは4月10日、流通・小売業界における複雑化した売場の課題を包括的に解決するリテールソリューションパッケージ「Retail Palette」の提供を開始したことを発表した。
○Retail Paletteの概要

Retail Paletteは、1つ1つのソリューションを色に例え、自由にかけ合わせて無限の色彩をつくるというコンセプトのもとに開発されたサービス。

リテール領域の3大課題である、集客改善・売場改善・オペレーション改善を軸に、個々の流通の現場が抱えるさまざまな課題に対して最適なソリューションを選び、組み合わせて、カスタマイズを行うことでリテール領域のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援するサービスとなっている。

○今後の展望

同社はこれまで、キャンペーン運営・店頭装飾・売場改善といった、消費者と商品のタッチポイントとなる売場への誘導や、最終的に購買を促すための売場でのさまざまな施策を行うなど、リテール領域の課題解決を支援してきている。

それらの知見を活かし、リテールメディアの立ち上げを支援するdentsu Japanの社内横断プロジェクト「dentsu retail unit」との連携を図り、グループ各社や協力先各社とともに、流通・小売業界が抱えている課題に合わせてソリューションを組み合わせ、PDCAサイクルを回し、より効果的に課題の解決を支援いくとしている。

また同社は、これまで販促領域で競争力を築いてきたプランニングやプロデュース機能に加えて、成長するリテール領域における販促DX支援、コマースやオウンドメディアを起点としたデジタル施策の運用支援、最先端のテクノロジーやクリエイティブ力で最高のエクスペリエンスを創出するUXデザインなど、統合的なソリューションの提案から実施・運用支援を強化していく。
(森歩美)

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