地域課題は地域企業が解決する「ビジネスの地産地消」のもと、青森を拠点に企業の事業開発・支援を行う株式会社ヘプタゴン(所在地:青森県三沢市、代表取締役社長:立花拓也、以下 ヘプタゴン)は、宮城県仙台市を拠点に、ソフトウェアとハードウェアを連携させたIoT開発を強みとする、アプリケーション開発のプロ集団株式会社ねこまた(所在地:宮城県仙台市、代表取締役社長:齋藤 昌秀、以下 ねこまた様)のITインフラの知見と人材不足を解消し、社員の技術力の向上と案件規模の拡大に貢献しました。

  • 背景と目的

株式会社ねこまた様は、自らを「IT業界の町工場」と称する、宮城県仙台市を拠点にソフトウェアとハードウェアを連携させた先進的なアプリケーション開発に強みを持つ会社です。

同社が開発を担当していた産学連携のIoTプロジェクトにおいて、アプリケーションの運用を支えるITインフラの専門知識と人材が不足していました。そこでヘプタゴンは、同社の課題を解決するために「フルマネージドサービス」と「コンサルティングサービス」を提供し、AWSを活用したクラウドインフラの設計支援を行い、プロジェクトを支援しました。

ヘプタゴンがITインフラ領域を担い、自社の特化領域であるアプリケーション開発に注力できたため、ねこまた様のお客様の満足度を向上させる、質の高いものづくりを実現できました。

  • 支援による具体的な効果

■効果1.:ITインフラの知見と人材不足を、ヘプタゴンの伴走支援で解消できた
ねこまた様が開発を担当した、地方国立大学と民間企業が産学連携したPoCプロジェクトにおいて、ヘプタゴンはITインフラの提案・構築・運用・保守を一貫して担当。安定したインフラ稼働を実現できただけでなく、ステークホルダーである大学教授へインフラに関する説明も担ったことで、お客様から信頼されるプロジェクト進行を実現した。
■効果2.:ヘプタゴンとの協働体制により、10倍以上の案件規模を創出できた
ヘプタゴンにITインフラ環境構築と保守・監視を任せることで、ねこまた様は自社の強みでもあるアプリケーション開発に注力する開発体制を構築。結果、大規模アクセスが見込まれる、技術的に難易度の高いウェブアプリケーション開発案件も受注でき、数百万円だった平均案件規模が数千万円に拡大した。
■効果3.:社内にAWSサービスの知見が蓄積され、お客様に提案できる技術の幅が拡がった
ヘプタゴンの支援や協働を通じて、社内にAWSサービスの知見が蓄積され、クラウドネイティブの考え方が浸透。お客様にクラウドやAWSの利用を前提とした提案ができるようになり、クラウドと連携したIoT開発やAI開発、Amazon Rekognitionを用いた顔認証ソリューションなど付加価値の高い実績が増加した。

以上は顧客事例から抜粋、再構成した内容です。ねこまた様の顧客事例はこちらよりお読みいただけます。

https://heptagon.co.jp/showcases/necomata

  • 今後の展望

ねこまた様は、社内に浸透したクラウドネイティブの考え方を活かし、クラウドと連携したIoT開発やAI開発、AWSサービスを用いた、付加価値の高いアプリケーション開発の実績が増加しました。今後同社は、社内でのAWS認定取得を推進し、AWSパートナーパスの取得、運用体制構築も視野に入れています。ヘプタゴンは、引き続き、ねこまた様のビジネスパートナーとして、AWSやクラウドを中心とした技術支援を続けて参ります。

  • 株式会社ヘプタゴンについて

「世界中の顔を知らない100万人よりも、自分たちの身近な100人をクラウドで幸せにする」を経営理念に掲げ、主に東北地方の企業/サービスのクラウド化やデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行っています。

地方の課題は地方の企業が解決する「ビジネスの地産地消」というビジネスモデルによって、これまで300以上のプロジェクトで実績をあげており、2020年には東北地方の企業で初となるAWSパートナーネットワーク(APN)アドバンスティアサービスパートナーに認定されました。近年はAI/IoT技術を用いた地方自治体や地場産業のDX支援にも力を入れており、先端技術を取り入れ成長する意欲的な企業とヘプタゴンが協力して、生産性の向上や業務の改善、新しい働き方の導入支援などを進めています。

※本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

配信元企業:株式会社ヘプタゴン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ