1935年にアメリカで発売されて以来、世界で最もユーザーが多いボードゲームモノポリー」。日本でもその人気は根強く、これまでに「秋田県版」(2006年)、「大阪版」(2008年)、「横浜版」(2010年)など地域版も発売され話題となっている。そんななか、今年は「大河ドラマ50 ご当地版モノポリー」が発売に!

というのも今年、NHKの大河ドラマは、放送中の『江』で50作目、来年はなんと放送開始から50周年を迎える。そんな記念すべき節目のシーズンに、これまでの大河ドラマの舞台やゆかりの地を多数盛り込んだモノポリーが発売されるのだ。このモノポリーには東日本大震災の被災3県(岩手県宮城県福島県)も登場するという。

「大河ドラマ50 ご当地版モノポリー」を制作したのはミュージアムグッズを手がける(株)アートよみうり、そしてデザインしたのは、昨年、モノポリーの「横浜版」を手がけたNDCグラフィックス。さっそくNDCグラフィックスに、「大河ドラマ50 ご当地版モノポリー」をつくるにあたって、こだわったことや、難しかった点を聞いてみると……。

「こだわり、難しかった点でいえば、やはり大河ドラマと日本全国を結びつけることでしょうか。どの大河ドラマ、どの場所を選ぶかにもこだわりました。例えば、篤姫だから江戸や薩摩といった、わかりやすい場所ではなく、歴史のトリビア的な場所を選んだり。このあたりは、日本モノポリー協会の2000年世界チャンピオンの方と何度もやり取りしながらつくりあげました。また、ボストン美術館のスポルディングコレクションの浮世絵も使用することで、より盤面の奥深さが増しました。歴史上のヒーロー、ヒロインたちの中で、ここに誰を登場させるかもポイントでしたね」

やはり、こだわり満載といったかんじ! 歴史上のヒーロー、ヒロインたちのイラストが印象的にデザインされたモノポリーボードは、ワクワク感でいっぱいだし、イラストもそれぞれがとても似ているのはもちろん、親しみを感じさせる愛らしさ! 年末年始、家族や友達とワイワイ盛り上がれそうだ。

さらにこのモノポリーに登場する大河ドラマのヒーロー、ヒロインたちをデザインした「大河ドラマ50」オフィシャルグッズも発売されることに。「信長の金平糖」をはじめ、龍馬、信長、家康、秀吉たちの「ピンバッジ・チャーム」、また龍馬、お市の方、家康、秀吉、信長、正宗、謙信、そして牛若丸と弁慶の8種を各4枚ずつセットにした「一筆箋」、さらに「湯のみ」、「手ぬぐい」、「ブックカバー」、「ふせん」などなどヒーロー、ヒロインたちが様々なアイテムに! 実用的かつ可愛らしいグッズばかりなので、ぜひこちらもチェックしてほしい。

「大河ドラマ50 ご当地版モノポリー」とオフィシャルグッズは、全国を巡回中の「大河ドラマ50の歴史展」各会場や、オンラインショップ「メイドインヨコハマ」などで本日17日から販売スタート。モノポリーは限定数の発売なので興味がある方はぜひお早めに!
(田辺 香)

「大河ドラマ50 ご当地版モノポリー」は税込4800円。 実際に手にとって遊べるイベントを順次開催予定で、11月20日(日)10~16時、イオンモール浜松志都呂3階「イオン連絡通路」(エスカレーター前オープンスペース)/12月18日(日)10~16時、いよてつ高島屋8階「スカイドーム」での開催が決まっている。