ダウンタウンのど真ん中、高層ビルや歴史的なビルが建ち並ぶエリアに、オアシス的な存在の小さなショップがあります。
その名もブルーム・ルーム(Blūme Ruhm)。
フトショップなのか?コンビニなのか?まさに両方を兼ね揃えてさらにはプラスαもついてくる、スーパーハイブリッド的な存在なのが、ブルーム・ルームなのです。
 オシャレな店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのはカラフルな生花が並ぶ一角、その名も「フラワーバー」。
そして店内にはオシャレなスナックや雑貨類、飲み物が綺麗に陳列されています。
オーナーは、ホノルル出身のジェナ・カーボナーロ(Jenna Carbonaro)さん。
イタリアのファッションブランド、ブルネロ・クチネリ(Brunello Cucinelli)など、高級デザイナーズブランドのリテールマネージメントやビジュアルマーチャンダイジングを経て、2022年1月にパートナーのジェイソンさんと共にブルーム・ルームをオープンしました。
「Blūme Ruhm」というユニークなスペルは、ジェナさんの祖母がドイツ語を話すことから、ドイツ語と、英語の「Bloom Room(花の部屋)」をもじってつけた名前だそう。
ブルーム・ルームが入っている商業オフィスビルは、1972年に建設されたデイヴィス・パシフィック・センター(Davis Pacific Center)。
ここは、ダウンタウンのライフスタイルを再提案する目的で「モデア(Modea)」という新しい名前に変わり、コンドミニアム、小売、商業などが融合した複合施設に転換する計画が進んでいます。
パンデミックを機に、ハイブリッドな働き方が進んだハワイで注目されているコンバージョン物件なのだそうです。
 そんな話題のビルに2022年からテナントとして入っているブルーム・ルーム。
フラワーアレンジメントやスナック販売だけにとどまらないのがジェナさんのビジネスのすごいところ。
「私もジェイソンもリテールや不動産というキャリアを築いてきたので、多くの顧客様を持っていました。
そこで私たちがキュレートしたギフトボックスを提案したところ、とても好評でした。
実はビジネスのスタートは、ギフトボックスからだったのです」コーポレートギフト、ウェディングやバースディー、卒業パーティーなど様々なオケージョンに対応し、生花とグッズを組み合わせたユニークなギフトボックス...

自分へのご褒美やギフトにぴったり!ダウンタウンのオアシス的なショップ、Blūme Ruhm