香港ニュースポータルの香港01に6日、中国で自動車保有台数が最多の都市について「北京でも上海でも広州でも深センでもない」とする記事が掲載された。

記事はまず、「中国の自動車保有台数は2023年9月末時点で3億3000万台超だ」とし、「だが自動車保有台数が最多の都市がどこか当てられる人は多くないだろう」とした。

記事は「中国公安部の統計によると、23年9月末時点で自動車保有台数が最多の都市は、多くの人がイメージするような北京、上海、広州、深センの4つの一線都市ではなく、四川省の省都の成都だ。同市の自動車保有台数は639万5000台で、2位の北京の638万4000台をわずかに上回る」と伝えた。

記事は「人口では北京と上海の方が成都より多く、市内総生産では北京、上海、広州、深センだけでなく重慶や蘇州も成都より高く、北京と上海の市内総生産は成都の2倍以上なのに、なぜ自動車保有台数最多は成都なのか」とし、その理由について「報道によると、自動車産業が発達していることに加えて、他の大都市のような購入制限がなく、渋滞対策としてのナンバープレートの末尾数字が偶数か奇数かによる通行制限もないこと」を挙げた。

記事によると、自動車保有台数の都市別ランキング3~10位は、重慶、上海、蘇州、東莞、鄭州、西安、武漢、天津の順。(翻訳・編集/柳川)

香港ニュースポータルの香港01に6日、中国で自動車保有台数が最多の都市について「北京でも上海でも広州でも深センでもない」とする記事が掲載された。