体制がガラリと変わって、ついにV奪還となるのか。セ・リーグ最年少監督が率いる、巨人のことである。前任者は名将の誉れ高い原辰徳氏だが、最後は2年連続Bクラスの責任を取らされる形で、辞任した。いったい何が低迷の原因だったのかといえば、それは当時のコーチが暴露した衝撃秘話に現れていたのである。(3月2日配信)

 前巨人1軍打撃チーフコーチ大久保博元氏が、原辰徳前監督への珍妙な対応を振り返ったのは、実業家の田端信太郎氏を招いた自身のYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉でのことだ。

 田端氏は1999年NTTデータに入社。のちにリクルートに転職し、フリーマガジン「R25」を起ち上げた。その功績を引っ提げて、2005年には堀江貴文氏が代表だったライブドアの執行役員メディア事業部長に就任。「突っ走るイメージの強い堀江氏を引っ張ることもあったのか」と大久保氏が問いかけると、

「基本的にはああいう創業者で(イケイケの)あんな時っていうのは、堀江さんが先頭走って行くのを、みんなが必死になって追いかける。で、お殿様みたいなものだから、フルチンで走らせちゃいけないって、下着持って追いかける、みたいな…」

 この田端氏の発言に、大久保氏が賛同する。

「野球でいうと、この前、ある雑誌から取材を受けて、巨人軍が去年ダメだったのは『原監督しか見ていないデーブ大久保がいたから』っていうことをメディアから聞いた。同じですよ。原監督を追いかけて行って、自分のやりたい野球をやるから『原監督、下着穿く。ソックス穿いて』みたいな。とにかく常に無茶振り無茶振りっていうか、何ですかね。指示が来て『あれどうなった? できてる? いつできる?』って、そういうことばっかりですよね」

「だから優勝できなかったのか」と巨人党もナットク!?

 今季、巨人は阿部慎之助監督のもとで始動した。下着を穿かせに走るコーチがいないことを願うばかりだが…。

(所ひで/ユーチューブライター)

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