チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アトレティコ・マドリーvsドルトムントが10日に行われ、2-1でアトレティコが先勝した。

ラウンド16でインテルとの死闘の末、PK戦で勝ち上がり2季ぶりのベスト8進出としたアトレティコは、中9日空いての試合となった中、グリーズマンとモラタの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

一方、ラウンド16でPSVを1勝1分けで退け、3季ぶりにベスト8進出としたドルトムントは、3トップにフュルクルク、サンチョ、アデイェミを据える[4-3-3]で臨んだ。

立ち上がりからハイプレスをかけたアトレティコは開始4分に先制する。マートセンの横パスをカットしたデ・パウルがボックス内へ侵入。シュートを決めきった。

さらに7分、CKの流れからヴィツェルのダイレクトヒールボレーが枠に向かったが、ここはGKコベルのファインセーブに阻まれる。

その後もボールホルダーに鋭く寄せるアトレティコドルトムントに落ち着く時間を与えずにいると、32分に追加点。ロングスローの流れからグリーズマンのラストパスを受けたリーノがシュートを決めきった。

ハーフタイムにかけてもアトレティコが主導権を渡さず2点のリードを保って前半を終えた。

迎えた後半、エンメチャに代えてブラントを投入したドルトムントは56分、フュルクルクのポストプレーからそのブラントがシュートに持ち込んだ。

さらにアラーを投入したドルトムントだったが、自陣に引くアトレティコを崩しきることはできない。

すると75分、アトレティコに3点目の絶好機。グリーズマンのFKからゴールエリア右に走り込んだリーノがプッシュしたが、GKコベルのファインセーブに阻まれた。

すると81分、ドルトムントワンチャンスで1点差とする。ブラントのパスを受けたボックス左のアラーが反転から右足で蹴り込んだ。

ラストプレーではブラントのヘディングシュートがバーに直撃した中、アトレティコが2-1で逃げ切り。内容では圧倒したアトレティコだったが、終わってみれば1点差での先勝に留まっている。

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