ガンバ大阪が迫力ある攻撃を仕掛けるも報われず、今季初の連敗だ。

10日の明治安田J1リーグ第3節延期分が日産スタジアムで行われ、横浜F・マリノスと対戦したG大阪。序盤から高い守備意識をうまく速攻につなげ、シュートで終わるリズムある攻撃を展開したが、終わってみれば0-2のスコアで唇を噛んだ。

宇佐美貴史が流動的に動きながら、味方のお膳立てに回れば、自らも果敢に鋭いフィニッシュを放っていき、間違いなくリードしたが、ゴールを割れず。最終的に横浜FMの11本に対して、21本ものシュート数を記録したが、いずれも空砲だった。

内容面も敵将のハリーキューウェル監督から「正直、自分たちの内容で進められなかった」との感想が口を突くほどだったが、それに伴わない結果となってしまったダニエル・ポヤトス監督も「悲しい結果になってしまった」と総括している。

「素直にマリノスを上回り、マリノスよりも良かった試合だったと思う。チャンス数だったり、相手陣地でボールを持ったり、ゲームを支配する点では確実に上回ったが、マリノスアンデルソン・ロペスがたったのワンチャンスをモノにした」

「自分たちはチャンス数があったにもかかわらず、ゴールを決めきれなかったところがある。失点に関しては自分たちが同点に追いつこうと攻めにいったわけで、ああいった失点は仕方ない。結果は本当に満足できないが、チームが示した姿、戦う姿勢というところは誇りに思うし、満足している」

監督が言うように、ここ2試合と比べても迫力のある戦いを展開したが、決定力を改善できず、これで3試合ノーゴール。ゴール期待値で上回りながら無得点だった前節の北海道コンサドーレ札幌戦もだが、フィニッシュ精度の低さが目につく。

人選なのか、戦術なのか、手を入れる必要があるが、指揮官は「今日、明日、明後日で改善できるものではなく、難しさを感じる。ただ、一瞬一瞬で選手たちがベストな判断をしていくこと」と継続の必要性を説いた。

攻撃陣ではエースの宇佐美がここ数年とは違い、キレあるパフォーマンスで復活を印象づけるG大阪。昨季最多タイ61失点の守りもここまで安定し、ゴールに向かっていく迫力もある。決定力不足をいかに改善していくかが今後の鍵になりそうだ。

次節は中3日でサガン鳥栖とのホーム戦。次も落とすようだと、4年連続の残留争いを強いられかねないが、4試合ぶりの得点で5試合ぶりの勝利なるか。