米Googleは4月11日(現地時間)、日本に届く新たな2本の海底ケーブル「Proa」と「Taihei」の構築に、10億ドル(1500億円)を投資すると発表した。日本のNECKDDIアルテリア・ネットワークスなどと協力する。

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 上の画像の複数のケーブルは、Googleが2022年に岸田総理大臣に提言した「日本デジタル未来構想」の一環で、米国と日本の間に新たな光ファイバーケーブルを配設することで、領土間のデジタル接続の信頼性と可用性を高めるとしている。

 NECの協力で構築するTaiheiは、日本語の「平和」と「太平洋」の「太平」から名付けられた、日本とハワイを結ぶ海底ケーブルフィジーと米国本土を結ぶ「Tabua」(フィジーの神聖なクジラの歯にちなんだ名前)がハワイまで延伸されることで、米国大陸と日本は海底ケーブルで結ばれることになる。

日本周辺の海底ケーブル(画像:Google)