独特の香りや味わいがクセになるタイ料理。辛いものばかりではなく、マイルドで奥深い味の料理も多いため飽きがこないが、自宅で作るのはちょっとハードルが高く感じてしまう。

そこで、YouTubeチャンネル『食事処さくら』で紹介していた「卵とカニカマのカレー炒め」が気になったので、編集部でも作ってみた。

 
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■材料は身近なものばかり

卵とカニカマのカレー炒め

材料はこちら。

玉ねぎ:1/2
カニカマ:100g
卵:3個
豆乳:200ml
オイスターソース:小さじ2
鶏ガラスープの素:小さじ1
カレー粉:小さじ2
水溶き片栗粉:小さじ2ずつ
塩:少々

タイ料理というとココナッツミルクスイートチリソースナンプラーなどあまり使わない調味料が必要だと思いがちだが、こちらは普段から使うものばかりだ。

 

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■タイ料理「プーパッポンカリー」のアレンジ

豆乳にオイスターソース、鶏ガラスープの素を入れてさっと混ぜる。玉ねぎは芯の部分を切り取って5mm程度の細切りにしておく。

卵とカニカマのカレー炒め

豆乳の中にカニカマをほぐし入れていく。カニカマの量はお好みで。具沢山にしたい場合は2パック使ってもOKだ。

卵とカニカマのカレー炒め

卵を割り入れて溶いたものに、水溶き片栗粉を加える。こうすることで、卵の水分が飛びにくくふわっと仕上がるそう。

卵とカニカマのカレー炒め

フライパンに多めの油を引いて、よく温めてから卵を入れてスクランブルエッグを作る。半熟の状態で一度卵を器に取り出しておこう。

再び、油を少し足して玉ねぎと塩少々を加えて炒めていく。玉ねぎが透き通ってきたら、一度火を止めてカレー粉を入れ全体を混ぜる。

卵とカニカマのカレー炒め

カレーのいい香りがしてきたら、豆乳を加えて弱めの中火で混ぜながら温めていく。

卵とカニカマのカレー炒め

豆乳が沸騰したところで卵を戻し入れて、ひと口大になるよう崩しながら炒めていこう。水分がなくなってきたら、火を止めて塩ひとつまみを足して味を整えれば完成だ。

 

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■まろやかでコクがあり奥深い味わい

卵とカニカマのカレー炒め

ふわふわの卵、カニカマの旨みが出た豆乳、カレーのスパイシーな香りとまろやかなコクが、深みのある味に仕上げている。確かにタイ料理の「プーパッポンカリー」のよう。カレーの風味だが辛さはないので、子供でも食べられるし、辛くしたいならチリパウダーを加えてもいいかも。

身近な材料で簡単にタイ料理が作れるとは嬉しい。何度も作りたくなる美味しさだった。

 

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■執筆者プロフィール

池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。

日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。

食事処さくらの「卵とカニカマのカレー炒め」はコクたっぷり タイ料理っぽさが簡単に味わえる