立浪和義

横浜大洋ホエールズ高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで立浪和義率いる中日ドラゴンズ好調の要因を分析した。

 

■中日好調の要因を高木氏が分析

高木氏がセントラル・リーグ首位に浮上した中日ドラゴンズを語った今回の動画。

森藤恵美から好調の要因を質問されると「中田翔は実績がある。三好も成長しているよ。でも、1番でかいのは田中だと思う」と今季セカンドのレギュラーとして試合に出場している田中幹也選手を挙げた。

 

関連記事:育成と合わせ計126人が指名された「ドラフト会議」 高木氏が2名の選手を絶賛

■田中選手を高木氏が絶賛

田中選手について高木氏は「田中が打線をつなぐ。あの小さい体(166センチ)で一生懸命、デットボールをしたら吹っ飛ぶぐらいの小さな体をしているのにさ」とコメント。

続けて「あれが食らいついているのをみたら、こいつがつないだら、なんとかしようと思うよ。それぐらい献身的に貢献できる子だな」とプレースタイルを絶賛する。

さらに「立浪監督や片岡ヘッドも、2番田中というのができて、初めて打線が流れる、つながるというふうに感じていると思うよ」と解説した。

 

関連記事:立浪和義監督の苦戦要因を元中日監督が分析 「選手の野球に対する考え方が…」

■マークされてもかいくぐる

中日打線について高木氏は「目は高橋周平だとか中田翔細川成也に行く。(1番の)三好を出さないようにって言うかもわかんないけど、田中が効いている」と力説。

田中選手の今後には「ほかの球団は田中をマークしてないと思う。これを言ったばかりにマークするかもわからないけど、田中はそれをかいくぐる。 もう100試合出たら、俺のなかでベストナインをあげてもいいくらいだよ。ゴールデングラブもあげる」と話した。

関連記事:巨人・坂本勇人の三塁守備 「あんなに上手いとは…」高木豊氏が大絶賛

■ゴールデングラブ獲得を断言

話を聞いた森藤が驚くと「あの守備範囲も、ハンパないぞ。菊池涼介も年齢的な衰えというのが多少あって。彗星のごとく田中がゴールデングラブをとるよ」と予告。

さらに「ゴールデングラブを取らなかったらおかしいよ。あの子の守備範囲はすごいぞ」と高木氏は田中選手の守備力を絶賛していた。

 

関連記事:徳光和夫、中日・立浪和義監督の眼力を評価 「たしかな目を持っている」

■セカンドのレギュラーに定着

田中選手は今季2年目。亜細亜大学時代に4年間で48盗塁、1試合6盗塁を記録し、俊足と堅守が高く評価されていた。一方で大学時代に潰瘍性大腸炎を患ったことから、体力を不安視する声もあった。

昨年のオープン戦では、さっそくその才能を見せつけレギュラー取りが確実視されるも、試合中に肩を脱臼。結局1軍の試合に出場することができなかった。

今季は開幕からセカンドのレギュラーに定着。持ち前の俊足と守備で、チームに新風を吹き込んでいる。

■高木氏が中日好調の要因を分析

立浪和義監督率いる中日ドラゴンズ好調の要因を高木豊氏が分析 「1番でかいのは…」