島崎和歌子

10日放送『あちこちオードリー』(テレビ東京系)にタレント・島崎和歌子が登場。長年、芸能界の一線で活躍する彼女が「テレビ業界の変化」に本音を漏らし、大きな反響が起きている。

 

■バラエティ猛者達が集合

オードリー春日俊彰若林正恭がさまざまなくくりのゲストを招き、自由なトークを楽しむ同番組。今回は「バラエティの猛者たち」として、島崎と森泉・井上咲楽ら各世代の人気タレントが集合。自身の芸能活動や仕事の悩みなどを赤裸々に語っていく。

島崎は、16歳でスカウトされ芸能界デビュー、18歳からTBS系列の特番『オールスター感謝祭』のアシスタントに抜擢、バラエティ番組で活躍し続けて芸能生活35周年を迎えた。そんな島崎から見た「テレビ業界の変化」に触れていく。

過去の芸能界・大物芸能人のエピソードを振り返る島崎に、若林が「お金の遣い方もいまとは全然違う人達ですよね」と質問。島崎は「(テレビ業界は)いまホントにお金ないね」としみじみと語る。

 

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■ゴールデン番組でも…

「セットって建ててくれないよ」とトーク番組や歌番組で豪華なセットを建てなくなったと島崎は言及。

ロケ弁当などで「お金ないんだな」と感じたモノはあるか聞かれ、「あの…ゴールデンの番組でお茶がない。見たこともないメーカーの、こんなちっちゃいお茶。『これ飲んでいいの?』『うがい用なのかな、飲んでいいの?』(と迷う)」と飲み物さえ変わってしまったと苦笑する。

「ちょっとショックですよね」と本音を漏らしながら、自分達・出役はまだなんとかなるが「(スタッフの)下の子達はホントになんの楽しみもないでしょ」と分析。ここで改めてスタジオを見回し「ねぇ、全然スタッフいなくない?」と撮影スタッフも少ないと指摘して笑いを誘った。

 

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■スマホ撮影に「ナメてんのか」

「(この人数は)ありえない」「カメラさんに申し訳ないけど、こんな据え置き(のカメラ)なんてなかったじゃない。あなた達も夢持ってこの世界に入ってきてさ、これショックじゃない?」とスタッフが少人数すぎると島崎は熱弁。

井上が、ロケではスマートフォンのカメラで撮影する場合もあると明かすと、島崎は「そんなの持ってこられた日には『ナメてんのか』と思う」「いまのスマホはキレイに撮れるけどさ、私あれはショック。なんのためにこの世界入ったんだろうって。プロのカメラさんに撮ってもらいたいの」と嘆き、場を盛り上げた。

 

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■理解する声も…

芸能界の生き字引・島崎の本音トークに視聴者も反応。

「いまの時代にあってないのかもしれないけど、やっぱ金遣って無駄遣いしてるテレビ番組のほうが景気良いし、観たいなぁって思うんだよなぁ」「まぁ、たしかに。スマホが進化したとはいえ撮影のカメラのサイズや形は気になるよなぁ」と島崎の主張に理解を示す声が寄せられている。

島崎和歌子、予算がないテレビ業界の現状に嘆き 「ちょっとショック」「ナメてんのか」