【WWE】SMACKDOWN（4月5日・日本時間6日／フィラデルフィア）
群雄割拠のWWE女子レスラーのなかで“パワー系ラテン美女”がついに本領発揮。首根っこを掴み相手の脳天をマットに叩きつける大技でTVマッチ初勝利。試合後もさらに追撃を加える凶暴ぶりを発揮した。
プロレス界最大級の祭典『レッスルマニア』前日にオンエアされた『SMACKDOWN』で、 ゼリーナ・ベガとエレクトラ・ロペスが対戦し、エレクトラが初勝利。男子以上に荒々しさが際立つ真っ向勝負ではじめて勝利を収めた。
意外にもエレクトラは今回の試合がメインロースター昇格後初のシングルマッチ。今最も勢いのある女子レスラー、ティファニー・ストラットンと同時に『SMACKDOWN』入りを果たしたラテン美女がはじめてそのパワー溢れる戦いを展開した。
試合開始とともに、NXT時代からのフィニッシャーのひとつ『スイング・サイドスラム』で先制したエレクトラは、ゼリーナの髪を掴みマットに叩きつける荒業を敢行。対してゼリーナも変形DDTで返す。
この日セコンドについたドミニク・ミステリオの介入でフォールを免れた幸運もあったが、混乱に乗じてネック・ハンギング・ツリーから開脚ジャンプで脳天から落とすチョークボム『エレクトリック・ショック』で逆転勝ち。TVマッチ初のシングルで勝利を収めた。
登竜門ブランドのNXT時代に、メインロースター昇格を巡って同じラテン系女子のゼリーナにとって変わられたことから、因縁がくすぶり続けている両者だが、この日はエレクトラがパワーで圧倒。試合後もまだやり足りないのか、ダメージで首を抑え弱る相手にさらなる追撃を加える暴れっぷりだった。
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