キリンホールディングスは、乳幼児の食物アレルギー対策に役立つ情報発信アカウント「すくすくアレルギーのーと」を4月8日、インスタグラムに開設した。

食物アレルギーの発症は乳幼児期である6歳までに79.5%が発症するといわれている。また3歳までに食物アレルギーと診断された乳幼児は2004年から2019年までの15年間で約7割増加しており、これに伴った、原因食物を除去したアレルギー対策食を作る家族の数も増加している。

同社が1歳半~5歳の食物アレルギーの乳幼児を持つ20代~40代の母親を対象に実施したWeb調査では、48.6%がSNSで情報を入手していることが分かった。

「すくすくアレルギーのーと」は、食物アレルギーの子どもを持つキリンの社員が、これらの課題解決に向けて起案し開設した情報発信サービス。医薬部門で免疫・アレルギー領域の研究を行ってきた経験を生かし、乳幼児のアレルギーに関するエビデンスに基づいた情報や食物アレルギーの子どもを持つ親としての子育ての実体験などの情報発信を行うという。
(蒲生杏奈)

画像提供:マイナビニュース