丸い4つのヘッドライトがシブい2ドアクーペに遭遇! 日産のクルマで、車名は植物の「スミレ」に由来します。このクルマはなんでしょう?

ヒント:発売当時のリリースを発見しました

日産のホームページはヘリテージカーの情報が充実しています。写真のクルマについて調べていると、発売当時のニュースリリースを発見しました。これによると、このクルマの発売日は1973年1月9日。「ブルーバードU」と「サニー」の中間に位する新しい主力車種として開発したそうです。

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○問題をおさらい!

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○【答え】バイオレット

バイオレットの発売当時、日本は高度経済成長により物質的な豊かさを手に入れつつありましたが、同時に、公害や自然環境破壊などが大きな問題としてクローズアップされていました。そんな中、「われわれの目ざす幸わせには“自然”が重要な役割を果たしていることが見直されている」ことから、日産は新車に自然にちなんだ「VIOLET」という車名を付けたそうです。カッコ内は当時のリリース文の引用で、送り仮名も原文に従いました。

バイオレットのエンジンは1,400ccと1,600ccの2種類、ボディタイプはハードトップ、2ドアセダン、4ドアセダンの3種類から選べたそうです。価格は最も安い1,400ccエンジン搭載の2ドアセダンは56.5万円、最も高い1,600ccハードトップでも84万円。モノの値段が違うとはいえ、こんなにカッコいいクルマが100万円以下で買えると思うと驚きますね!

それでは、次回をお楽しみに!
(MN ワーク&ライフ編集部)

画像提供:マイナビニュース