環境大善株式会社(本社:北海道北見市)は、経済産業省・特許庁が主催する令和6年度「知的財産権制度活用優良企業等表彰」(知財功労賞)において、経済産業大臣表彰を受賞いたしました。

環境大善株式会社は、経済産業省・特許庁が主催する令和6年度「知的財産権制度活用優良企業等表彰」(知財功労賞)において、経済産業大臣表彰を受賞いたしました。

知財功労賞とは、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として表彰するものです。

環境大善における「デザイン経営」について
私たち環境大善は、2018年から「デザイン経営」に取り組んでおります。
会社の事業承継を機に、ベンチャー企業としてイノベーションを起こし、独自の技術・モデルを運用していくためにどうしたら良いかを考えた結果、「研究開発」と「デザイン経営」を主軸に据える事にしました。

「デザイン経営」という言葉が、あたかもデザインを変えるだけで経営が向上するかのような誤解を生む事があります。しかし、環境大善が掲げる「デザイン経営」は単なる表面的な変革ではありません。これはクリエイティビティと戦略が一体となった独自のアプローチであり、会社として持続可能な成長を目指しております。

受賞のポイント
1.商品の特徴や想いが伝わらないと商品が一過性のもので終わってしまうという危機感から、デザインの重要性を認識。代表取締役自ら10名以上のデザイナーと面談してアートディレクターを選定し、代表取締役と同列に配置して、両者で徹底したデザイン経営を実践。

2.アートディレクターは、財務状況を確認しつつデザイン経営を指揮。3年半をかけて徹底的な自社分析、インナーブランディングを行い、地球環境と地域経済に貢献する自社の事業の社会的意義を確認。善い人が活躍してイノベーションを起こすさまを善玉菌が活躍する発酵になぞらえた新たな経営理念「発酵経営」を掲げ、明確化したブランドコンセプトに基づいて、パッケージのリニューアルを実施

3.「地球の健康を見つめる」というコーポレートスローガンの下、シンボルマークを定め社名変更。商標も登録。自社製品のメカニズム解明や技術開発を目指し、北海道大学、北見工業大学との共同研究・共同講座にも積極的。製造特許を持ちつつ、配合や製法はノウハウ秘匿するなどの知財戦略も外部専門家と協議の上展開。アジアを中心に商標を取得するなど海外展開を見越した対応も実施。

環境大善株式会社 代表取締役 窪之内誠 のコメント
事業承継を機に試行錯誤した結果、たどり着いたのはデザイン経営でした。私たち環境大善は、製品が持つ技術的な優位性だけでなく、デザインを通じて人々の心をつかみ、社会に新たな価値を提供することで、事業の持続的な成長を目指しております。
知財功労賞「経済産業大臣表彰」という栄誉ある受賞を励みに、今後も更なる挑戦と革新を追求し、地域社会と共に発展していきます。皆様の温かいサポートに心より感謝申し上げます。

環境大善株式会社 専務取締役 工藤公太 のコメント
当社のような零細企業が「経済産業大臣表彰」という栄誉ある賞を受賞できた事は非常に誇らしい事だと感じております。同時に、規模の大小に関わらずイノベーションの創出にとってデザインが果たすべき役割は非常に大きいと感じております。これからも、持続可能な地域社会を目指して挑戦を続けていきたいと思います。

KD アートディレクター 鎌田順也 のコメント
この度の「経済産業大臣表彰」では、デザインと経営の関わりを総合的にご評価いただき、非常に光栄に感じております。
ブランディングにおいて重要なのは、経営にデザインをどのようにリンクさせていくか、また、何をデザインで顕在化するべきかを判断することです。今後は取り組みの精度により一層磨きをかけ、ブランドの価値を底上げし、地域社会に貢献できるようクライアントと共に挑戦していきたいと考えております。

環境大善株式会社 について
環境大善は、北海道北見市で未利用バイオマスとなっている牛の尿を独自技術で発酵処理し、消臭液や土壌改良材として製造販売しております。

私たちが製造する製品は、廃棄される資源・そのままでは役に立たない資源を「原料」と捉え、付加価値を付けてアップサイクルし、その製品を使用して地球に戻すことで循環させていくというサイクルを描いております。「アップサイクル」とは、サスティナブル持続可能)なものづくりの新たな方法論のひとつで、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すこと。

つまり、牛の尿を廃棄物として扱うのではなく、それを原料に消臭液「きえ~る」や「液体たい肥 土いきかえる」などの商品をつくり、価値あるものに変化させて地球に戻していきます。私たちは、この循環を「アップサイクル型循環システム」と呼称し、運営を行っております。

アップサイクル型循環システム について
環境大善独自の「アップサイクル型循環システム」は、牛の尿をアップサイクルしながら社会に循環させていくもので、サーキュラエコノミーで成りたっています。

酪農家から牛の尿を買い取り、発酵・培養し「善玉活性水(TM)」を作り、それを原料に消臭液や土壌改良材として製品化し、価値あるものに変化させ、ユーザーに使用してもらい、地球に戻すという循環を生み出すもの。つまり、牛の尿をアップサイクルし、土、水、空気に循環させるシステムです。地球の健康に役立つ製品を作る、それが環境大善の使命です。

【公式情報】
令和6年度「知財功労賞」の受賞者を決定しました(経済産業省HP)
https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240411001/20240411001.html


令和6年度「知財功労賞」について(特許庁HP)

https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/2024_tizai_kourou.html

環境大善株式会社 知財功労賞表彰ページ(特許庁HP)

https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/document/2024_tizai_kourou/award_09.pdf

【デザイン経営に関連するリリース】
・特許庁が発行する「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック2」に掲載されました

https://kankyo-daizen.jp/blog/2023/07/20/7100-design-keiei/

・「月刊ビジネスサミット」に掲載されました(中小企業白書 掲載企業特集)

https://kankyo-daizen.jp/blog/2022/08/09/5601-business-summit/

・「日経デザイン」に掲載されました(リブランディング特集)

https://kankyo-daizen.jp/blog/2022/08/24/5615-ndesign/

中小企業を活性化し、成功を探求する経営誌「理念と経営」に掲載されました(ブランディング特集)

https://kankyo-daizen.jp/blog/2023/06/01/6933-rinen/

・広報・PRの専門誌「月刊 広報会議」に掲載されました(企業ブランディング特集)

https://kankyo-daizen.jp/blog/2024/03/05/7671-kouhou/

・月刊誌「マネジメントスクエア」に掲載されました(デザイン経営特集)

https://kankyo-daizen.jp/blog/2024/04/04/managesq/

Innovation Chronicles:環境大善株式会社 デザイン経営の軌跡(自社リリース企画)

https://kankyo-daizen.jp/blog/2024/03/09/innovation-chronicle-1/

プレスリリース PDFダウンロードはこちら

https://prtimes.jp/a/?f=d54114-32-44fcfebfbff061f9f02099d422e37729.pdf

【本リリースに関するお問い合わせ先】
環境大善株式会社
北海道北見市端野町三区438-7
広報担当 竹井
電話番号:(0157)67-6788
FAX番号:(0157)67-6618
E-mail:otoiawase@kankyo-daizen.jp

公式ホームページ https://kankyo-daizen.jp
土、水、空気研究所HP https://research-center-for-swa.jp/
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