旅と学びの協議会(事務局:ANAホールディングス株式会社)は今年で5期目を迎え、活動をさらに一緒に盛り上げてくださる仲間を募集します。第5期の活動開始はゴールデンウィーク明けを予定しており、一次締切は4月14日(日)までです。一次締切後も、入会は可能です。

■産学官が連携し、現代版「かわいい子には旅をさせよ」の価値観を世の中に広めよう

旅と学びの協議会に所属する会員(企業、自治体、学校組織、研究員)が連携して、「旅の効用の科学的な検証」と「新たな旅のプログラム開発」を通して、新たな旅の価値創出を目指します。

■5期(2024年度)新規入会 メンバー募集内容

  1. 第5期会員 活動時期:2024年5月GW明け~2025年3月31日

  2. 一次締切:~2024年04月14日(日)まで ※一次締切後も入会は可能です。

  3. 会員種別:

    ・正会員→法人(企業など)

    ・アソシエイト地方自治体、学校教育機関※のみ
    ※国立・公立・私立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校、幼稚園、盲学校・聾学校・養護学校などの特別支援学校、学校法人格を有する組織もしくはその傘下にある組織

    ・研究員(個人)→研究所・大学・シンクタンクなどに所属しており、本協議会の「研究部」メンバーとして旅と学びの科学的検証に挑戦するための活動をしてくださる「個人」。各プロジェクトへ参画し実証研究へのフォローや、その成果を会員向けにも共有するなど協議会の活動を推進してくださることを期待いたします。各々が所属する学会での発表や学会誌掲出も可能です。

  4. 応募方法:下記の応募フォームから申し込みください。
    https://forms.gle/9UPCGqLBDtpD7FaYA
    ※なおご入会には、説明会及びヒアリング会への参加を必須とさせていただいております。ANAHD事務局より、ご指定のアドレスにご連絡いたします。

■詳しくは募集要項サイトをご覧ください

https://ana-conference.com/members/joinus

■昨年度のANAからプレスリリースはこちらからご覧になれます

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202306/20230630-3.html

■2023年度 旅と学びの協議会プロジェクト例

  • アカデミック・ツーリズム対象:初学者)
    研究者や専門家のアカデミックな話を聞くことで、初めてその場所を訪れる参加者(初学者)の好奇心や学びに影響があるかを検証する。アカデミックでディープなツアーのプログラム開発、コンテンツを造成する。

  • いばらきで旅と学びを科学する!探求学習における子どもの学びと体験のアップデート
    (対象:教育旅行 行事担当者、自治体関係者、旅と学びの協議会会員)
    茨城県にて8月24日と25日に教育サミットを開催。1日目は、教育界のトレンドセッターから学ぶセミナー、2日目は1次産業と先端科学に触れて学校行事を創造するフィールドワークを実施。

  • 異文化交流/旅からの“学び”の効果検証(対象:学生)
    旅、もしくは異文化に触れることにより、高校生、中学生がどのように成長をしていくのかを検証する。各学校の既存の活動をベースに、APU留学生との交流機会を設け、成長機会と効果検証を行う。

  • 音旅(対象者:学生)
    「音」のメディアとして、音の力を様々な形で活用している。旅することにおいて、「音」だけのコンテンツを聴いた人は、映像を見た人よりもアクションにつながる行動が多くみられるのではないかということの検証を行う。

  • 関係人口創出 ワーケーション(対象:社会人)
    ワーケーションによる地域住民や企業との交流、地域課題解決によるビジネスマッチングなどのローカルベンチャー支援やサテライトオフィス誘致などの地域振興を目指す。

  • 国内旅行と海外旅行における自己効力感形成の比較研究(対象:大学生)
    駒沢女子大学の沖縄・韓国での研修旅行における参加学生を被験者として、国内旅行と海外旅行における観光者の自己効力感形成の定量分析とその発生要因について比較検証する

  • サイクリング×人のつながり×学びの相関性がもたらす地域が潤うサイクルツーリズムの効果検証
    (対象:中学生から大人まで)

    サイクリストの中の、エントリー層・ビギナー層・ ミドル層に対して、サイクリング×人のつながり×学びの相関性について調査する。 同時に、サイクリストの消費購買行動を引き出す手法についても実証実験を行い調査する。地域ガイドを活用したサイクリングによって、地域との繋がりを育み、サイクリストの学びや消費購買行動の促進に繋げることを通して、地域とサイクリスト双方が共存・共栄出来る、新たなサイクルツーリズムの有効性について検証する。

  • ~全国各地にオモロイ人が集うことを当たり前に~「旅するスナック」
    (対象:地域に根ざして活動をされている方、企業内新規事業担当、スタートアップ、学校教育機関)
    地域内と地域外の人が出会うスナックの開催(首都圏、全国各地)
    地域の魅力的な資源、文化を体験するプログラムの企画
    マッチングによるイノベーション創出

  • スポーツ、旅、教育から探る新しい地方創生モデルの考察プロジェクト(対象:就学層、就労層)
    就学層や就労層の部活動,クラブ活動,その他各種活動における遠征や合宿,旅行等に,「心身活動」と「地域資源」*1を掛け合わせた新しいプログラムを付加することで生じる教育的・社会的効果*2について検証する
    *1人的資本,人工資本,人口資本,自然及び社会関係資本
    *2教育的効果:ひとの「成長」,社会的効果;まちの「成長」に寄与する人と人の「関係性」の醸成,及び各人の当該地域や地元への「郷土意識」の変革 ;旅が学びを,学びが次の新しい旅を産み出すと考える

  • 地域の魅力を映像にしよう!撮り旅(対象:学生)
    学生たちと旅をしてその地域の魅力を撮影・編集し、観光PR動画としてアウトプットする。
    完成した動画は地域活性化のために学生自身や自治体等から発信する。AOI Pro.は映像制作のノウハウを提供し全ての行程をサポートする。

  • 旅がもたらす学びの効用体系化(対象:協議会会員)
    協議会メンバーの協力者に対して「学びがあった旅」と「学びがなかった旅」を1人ずつヒアリングし、学びの効用とその学びに影響を与えた因子を洗い出す。完成した学びの効用に関する項目が適切なものか確認するため、測定を行い、有効性を確認する。継続的に学びの効用やその影響を与える因子について、肉付け・改善を図る

  • 能登ローカルシフトアカデミー(対象:学生~社会人)
    関係人口創出と移住起業に向けた講座(ローカルシフトアカデミー)を能登町で実施する。定員20名で首都圏など都市部の地方に興味がある社会人を対象(能登町の事業者数名参加)に受講生を集める。ワーケーション利用も合わせて検証する。


■旅と学びの協議会とは

「旅と学びの協議会」は、ANAホールディングス株式会社が、立命館アジア太平洋大学(APU)前学長 出口治明氏、理事 東京学芸大学大学院准教授、スタディサプリ教育AI研究所所長 小宮山利恵子氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 前野隆司氏、駒沢女子大学観光文化学類教授 鮫島卓氏をコアメンバーとした有識者とともに、教育工学・幸福学・観光学の視点から、旅の効用を科学的に検証し、次世代教育の一環として旅の活用を提言することを目的に2020年6月に設立した任意団体です。

URL:https://ana-conference.com/

配信元企業:旅と学びの協議会

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ