球界を揺るがせた水原氏と大谷の関係性を巡るスキャンダルは、ひとつの局面を迎えた。(C)Getty Images

 やはり大谷翔平ら“MVPトリオ”の存在感は絶大だ。

 現地4月10日ドジャースの地元紙『Orange County Register』は、「上位打線の”ビッグ3″が彼らをスランプから守るはず」と題した記事を配信。「ムーキー・ベッツ、ショウヘイ・オオタニ、フレディ・フリーマンは、今季まだ同じ試合で無安打に終わったことがない」と報じ、1、2、3番の圧倒的な安定感に注目している。

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 シーズン開幕から期待されていた通りのパフォーマンスを披露し、現在10勝5敗でナ・リーグ西地区の首位に立っているドジャース。なかでもベッツ、大谷、フリーマンの3人が並ぶ上位打線は、開幕15試合が終了した現時点でいずれも打率3割を大きく上回っており、相手チームの脅威となり続けていることは間違いない。

 同記事によると、ドジャースの指揮を執るデイブ・ロバーツ監督は現地10日、「ムーキーは開幕から絶好調だった。ショウヘイも最近になって調子を上げてきたし、フレディはいつものように安定している。ただ、彼(フリーマン)もいつか火がつくだろう。彼はいつもそうだ」と語り、それぞれの活躍ぶりを分析したという。

 さらに、今季まだ3人揃って無安打の試合がない点に関しては、「この状態が何か月も続くだろう」と笑顔を浮かべているロバーツ監督。「(3人合わせた打席数は)1試合で実質、15打席あたりだ。ただ、彼らが15打席に立って無安打というのは考えにくい」と続けており、MVPトリオに全幅の信頼を置いているようだ。

 なお、今季も順調なスタートを切ったドジャースは、現地12日から本拠地でパドレス3連戦を迎える。今後もベッツ、大谷、フリーマンの活躍とともに、スター軍団の動向から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

揃って無安打は「考えにくい」大谷翔平ら“MVPトリオ”の安定感に指揮官は笑顔「この状態が何か月も続くだろう」