櫻坂46」の藤吉夏鈴が映画初主演を果たす「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の追加キャストが発表され、綱啓永、髙嶋政宏、外原寧々、ゆうたろう筧美和子石倉三郎が出演していることがわかった。

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本作は、高校の新聞部を舞台に、部員たちが社会のはしっこから大人たちの闇を暴く"正義"や"善悪"を考えさせる社会派エンターテインメント。「殺さない彼と死なない彼女」「恋は光」などの小林啓一監督がメガホンをとり、「辻占恋慕」「さよならエリマントス」の大野大輔が脚本を担当。藤吉のほか、髙石あかり、久間田琳加、中井友望が出演している。

文学オタクな高校一年生、所結衣(藤吉)は、憧れの作家・緑町このはが在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学し、文芸部の入部テストを受けるが、入部テスト中に新聞部の偵察ドローンが頭にぶつかり、入部の機会を逃してしまう。しかも肝心のこのはが正体不明の存在だと知った結衣は、文芸部部長の西園寺茉莉(久間田)から入部の条件として、このはの正体を突き止めてほしいと頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することに。新聞部の部長・杉原かさね(髙石)と副部長の恩田春菜(中井)らに振り回されながらも、新米記者"トロッ子"として活動するうちに新聞と記者の魅力に惹かれていく。しかし"緑町このは"という存在に隠された学園の大きな闇が次第に見えてきて―――。文学(フィクション)か、新聞(スクープ)か。真実が明らかになる時、結衣が選ぶ道とは?

騎士竜戦隊リュウソウジャー」や「君の花になる」(22/TBS)など話題作への出演が相次ぎ、現在も「366日」に出演中の綱は、元文芸部で物語が動き出すキーマンとなる松山秋役。髙嶋が私立櫻葉学園の理事長・沼原栄作を演じ、西園寺に憧れる文芸部副部長・片岡姫香を外原、ドローンを操作し、新聞部にも協力する生徒・田島をゆうたろう、体育教師からのセクハラ被害にあう教師・山内を筧、閉業した印刷所の社屋を新聞部に部室として貸している山本役を石倉が扮している。

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」は、8月9日よりテアトル新宿、グランドシネマサンシャイン 池袋ほかにて公開。コメントは以下の通り。

【綱啓永/松山秋役】

松山秋役を務めさせていただきました綱啓永です! 今回演じた秋の役どころは、一言で言うと、才能があって落ち着いてる人物かなと思います。

そして物語の中でキーになってくる大事な役です。 現場では、監督が細かい部分含めてとにかくお芝居にこだわってくださった印象が強いです。毎シーン話し合いを重ねつつ、楽しく自由にやらせていただきました。

本当に小林監督には感謝しかないです。 僕自身は、撮影日数があまり多くはなかったものの、フレッシュなキャストの皆様と僕が経験したことないタイプの青春をしてきました。

学生が汚い大人に立ち向かう姿は、とても力強く、感化されるモノがあると思います。公開をお楽しみに!

【髙嶋政宏/沼原栄作役】

まず、この話いただい時、なんかいいニオイがしたんですよ。

これは絶対に面白くなる!と。

具体的なこの沼原のモデルはいたものの、それよりも現場で監督と楽しく創らせていただきました。

コロナやらインフルで途中、延期になったりでちょっとだけ難産でしたが思い出深い作品になりました。

【外原寧々/片岡姫香役】

学園ものの作品に出ることが夢だったので、決まった時はとても嬉しかったです。

私が演じさせていただいた片岡姫香は、文芸部副部長で部長の西園寺茉莉に憧れている女の子です。

物語が進んでいくにつれて変化していく姫香にもぜひ注目していただけると嬉しいです。

何かに夢中になったり、全力で日々を過ごしている皆がキラキラ輝いていて、とても爽やかな青春映画になっています。

ぜひ劇場でご覧ください!

ゆうたろう/田島役】

小林監督とは『殺さない彼と死なない彼女』でご一緒し、プライベートでも仲良くしていただいているので、また現場でお会い出来てとても嬉しかったです。

僕が演じた田島は作品の中のちょっとしたキーマンでもあって、プロの方に監修して頂いてドローンも初めて操縦させてもらったのでその辺りも公開まで楽しみにしていて頂きたいです

筧美和子/山内役】

山内という人物についてもセクハラ被害についても、監督やスタッフと相談しながら、キャラクターを作っていく感じがありました。
やるせない気持ちを持ちながらも、学校の角で電子たばこ吸いながらやり過ごす山内はなんだかリアルで。

見えない日常が細部に滲み出るといいなと意識しました。

私は撮影日数"が"多くはなかったのですが、物凄い熱量を持った作品になりそうだと皆さんの姿に私が奮い立たされていました。

監督をはじめ、藤吉さんや髙石さんの真っ直ぐなエネルギーが素晴らしいなと感じました。

石倉三郎/山本役】

こういう若者の映画にお声掛けして頂けることは嬉しいですよ。

現場も久しぶりに若い子達と芝居が出来て楽しかったし、みんな一生懸命で見ていて、若さゆえのその真っ直ぐさをすごく感じられてよかった。

今回、私は若い子を助ける役どころでしたが、楽しく演じさせて頂きました。

人生は一度だから、何事も後悔なくチャレンジすることが大事だと思わせてくれる映画だと思います。

ゆうたろう、筧美和子、石倉三郎も出演 (C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会