台湾メディアのNOWnewsは11日、スタジオジブリの映画「猫の恩返し」が台湾でリバイバル上映されることが決まったと報じた。

台湾では昨年末から今年初めにかけて、「君たちはどう生きるか」のほか、「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」「千と千尋の神隠し」「紅の豚」のスタジオジブリ6作品の特別上映が行われた。そして、今年5月1日から2002年公開の作品「猫の恩返し」のリバイバル上映が行われることが決まったという。

記事は同作について、「柊あおい氏の漫画が原作で、監督は当時新人だった森田宏幸氏、脚本は後に『ガールズ&パンツァー』『聲の形』『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などの名作を手掛けることになる吉田玲子氏だ」と説明。「女子高生の吉岡ハルが事故に遭いそうな猫を助けたところ、それが猫の国の王子・ルーンであることが判明、猫たちによるハルへの壮絶な恩返しが始まり、そのうちルーン王子と結婚させられることになる」などとあらすじを紹介した。

また、米映画批評サイト・Rotten Tomatoes(ロッテントマト)では88点と高得点を獲得していることに触れた上で、「超萌えるかわいい猫のキャラクターの同作は台湾の人々に深く愛されており、ジブリで最も萌える癒やし系アニメと称される。猫界の男神『バロン』の萌え度はメーターを振り切る。ファンにとっては絶対に見逃せない!」と興奮気味に伝えた。(翻訳・編集/北田)

台湾メディアのNOWnewsは11日、スタジオジブリの映画「猫の恩返し」が台湾でリバイバル上映されることが決まったと報じた。