名古屋グランパスは11日、FWキャスパー・ユンカーの負傷を報告した。

 ユンカーは1994年3月5日生まれの現在30歳。母国のデンマークノルウェーで複数のクラブチームを渡り歩き、 2021年4月にボデ・グリムトから浦和レッズへと完全移籍で加入した。シーズン開幕直後の加入ながら初年度から公式戦32試合出場16得点を記録し、浦和の3大会ぶり4度目の天皇杯制覇、そして翌シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に大きく貢献した。2023年は名古屋に期限付き移籍してリーグ戦の得点ランキングで3位となる16ゴールをマーク。完全移籍して望んだ今シーズンは、ここまで公式戦3試合に出場していた。

 3月16日に行われた明治安田J1リーグ第4節の柏レイソル戦で負傷したユンカー。診断結果は右ひざ内側半月板損傷であったとのこと。なお、今回の負傷による全治までの期間は明かされていない。

名古屋に所属するユンカー [写真]=兼子愼一郎