東芝ライフスタイルは4月10日炊飯ジャー「炎 匠炊き(ほのおたくみだき)」シリーズ新製品として、真空圧力IHジャー炊飯器フラッグシップモデル「RC-10ZWW」など3機種を発表した。6月中旬から順次発売する。

価格はオープンで、店頭予想価格は最上位のRC-10ZWWが147,000円前後、その下のRC-10MGWが76,000円前後、その下のRC-10HGWが51,000円前後の見込み。

新製品では、従来の多段階火力調節や大火力に加え、ふっとう時の内釜内の熱対流をさらに促進させた「匠の追い炊き」を新搭載。新たに圧力可変コントロールを加えたことで実現した機能で、お米に均一に熱を伝え、粒立ちのよい、もちもちとしたごはんを炊き上げるという。また、「匠の追い炊き」を活かし、おいしさを追求した炊飯コース「極匠(ごくじょう)」を新設した。

お手入れの手間を軽減したいという需要に応え、RC-10MGWとRC-10HGWでは洗うパーツを内釜と内ぶたの2点とした(これまでは内蔵蒸気口パーツも洗う必要があった)。また内釜の内面コートは、環境に配慮したコーティングに変更した「スルッとコート」を採用し、汚れ落ちや洗浄などのお手入れがしやすいという。

RC-10ZWWでは、使う時だけ文字が表示されるアシストライティング機能を搭載。また、スマートフォンアプリ「IoLIFE」で新機能を追加。離れて暮らす家族の炊飯状況がわかる「みまもり通知設定」や、お米を買った時に購入量を登録しておくと炊飯のたびに残りの量を自動計算し、お米がなくなりそうなタイミングで通知する「お米の在庫量通知」、お米の銘柄設定を変更できる「銘柄送信」などが加わった。

いずれも最大炊飯容量は1.0L(約5.5合)。圧力方式は真空圧力IHで、消費電力は1,420W。白米・無洗米の炊飯コースは極匠、匠炊き(5通り)のほか、そくうま、冷凍ごはん、おかゆ、炊込み、少量、お弁当、エコ炊飯。このほか玄米や白米玄米混合、麦ご飯、雑穀米のコースも用意する。

RC-10ZWWの本体サイズは253×328×246mm、RC-10MGWとRC-10HGWは248×326×220mm。重さはRC-10ZWWが約6.3kg、RC-10MGWが約5.4kg、RC-10HGWが約5.3kg。
(村田奏子)

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