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相澤いくえの単行本「恐竜とカッパのいる図書室」が、本日4月11日に発売された。

高校2年の薬師堂カオリと卸町香歩は、クラスメイトながらこれまでほとんど話したことがない。いつも本ばかり読んでいて誰ともつるまない香歩のことを理解できないカオリだったが、くじ引きで彼女と図書委員を担当することとなる。嫌々ながら仕事をこなすカオリだったが、香歩は本を読んでいて真面目に仕事をしようとしない。怒るカオリに香歩は、今読んでいる本より面白い話をしてほしいとねだる。カオリは苦し紛れに、かつて伯母に教えてもらったおとぎ話を披露するが、意外にも香歩がその話に食いついてきて……。女子高生2人が心の距離に悩みながらも打ち解けていくハートウォーミングストーリーが展開される。

「恐竜とカッパのいる図書室」