桐蔭学園は、令和6年4月 17 日(水)に横浜市青葉区とペロブスカイト太陽電池を活用した脱炭素化の普及啓発等に取り組む連携協定を締結します。また、協定に基づきペロブスカイト太陽電池を活用した、環境出前授業を青葉区内全市立小学校を対象に開催いたします。

青葉区学校法人桐蔭学園(以下、「桐蔭学園」)は、青葉区民を対象にペロブスカイト太陽電 池を活用した脱炭素化の普及啓発等に取り組む連携協定を、令和6年4月 17 日(水)に締結しま す。 また、本協定に基づき、青葉区内の市立小学校にて、ペロブスカイト太陽電池を用いた環境出 前授業を実施します。

1 協定締結に至った経緯

ペロブスカイト太陽電池は、青葉区鉄町にある学校法人桐蔭学園 桐蔭横浜大学医用工学 部の宮坂 力特任教授が発明した、次世代型の太陽電池です。 従来のシリコン型太陽電池と比べ、薄くて、軽くて、曲げられると いった特徴があり、様々な用途へ展開できることから、再生可能 エネルギー拡大の切り札として期待されています。 これまで、青葉区桐蔭学園が連携し、区民まつりや脱炭素イベント 等で展示を行うなど、様々な機会を活用し、同技術の周知、脱炭素化 の普及啓発に取り組んで参りました。 このたび、青葉区内の脱炭素化の取組をより一層進めていくため、 本協定を締結し、その一環として、ペロブスカイト太陽電池を用いた 環境出前講座を実施することとなりました。

2 協定の目的

青葉区及び桐蔭学園が、ペロブスカイト太陽電池を活用し、脱炭素化の普及啓発等に

取り組むことにより、青葉区民の行動変容を促し、横浜市が目指す2050 年までの温室

効果ガス実質排出ゼロの実現に寄与することを目的としています。

3 協定締結式

(1) 日時 令和6年4月17 日(水)午前10 時から11 時まで

(2) 場所 青葉区役所(横浜市青葉区市ケ尾町31-4)

(3) 出席者

学校法人桐蔭学園 理事長 溝上 慎一

学校法人桐蔭学園 桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授 宮坂 力

学校法人桐蔭学園 桐蔭横浜大学 医用工学部 教授 池上 和志

横浜市青葉区長 中島 隆雄

4 ペロブスカイト太陽電池を活用した環境出前授業について

青葉区内の市立小学校を対象に、脱炭素社会及びペロブスカイト太陽電池について学

ぶ環境出前授業を実施します。

・地球温暖化問題やペロブスカイト太陽電池の仕組み、特徴などを学びます。

・ペロブスカイト太陽電池が発電した電力で鉄道模型を走らせるデモンストレーション

を行います。

・講師は、桐蔭横浜大学で実際にペロブスカイト太陽電池を研究・開発している現役教授

又は大学院生が担当します。

・「GREEN×EXPO 2027」が開催される2027 年度までに区内の市立小学校全30 校で実施す

る予定です。

初めての授業は桐蔭学園のある青葉区鉄町の小学校、横浜市立鉄小学校の6年生を

対象に実施します。

【実施日時】4月23 日(火)10:40~11:25

【場所】横浜市立鉄小学校

横浜市青葉区鉄町427 番地)

               令和5年度に試行実施した出前授業の様子

             ペロブスカイト太陽電池で発電した鉄道模型を 走らせます。

横浜市青葉区のニュースリリースはこちら

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/aoba/2024/0410perovskite-demae.html

学校法人桐蔭学園 概要
1964年に設立。幼稚園から大学院までを擁する総合学園。
1988年に開学した桐蔭横浜大学(横浜市青葉区 学長:森朋子)は、法学部・医用工学部・スポーツ科学部(2023年度より改組)・現代教養学環(2023年度より新設)、法学研究科・工学研究科・スポーツ科学研究科の4学部等3研究科を擁します。2023年度より新設する現代教養学環では、本協定のエネルギー分野で研究知見を提供するペロブスカイトの社会実装等を学修するサスティナブル工学コースなど5つの分野を学ぶことができます。宮坂力特任教授は、同大学医用工学部の教員であり、医用工学部、大学院工学研究科及び現代教養学環のサスティナブル工学コースの講義も担当予定。
http://toin.ac.jp/

配信元企業:学校法人桐蔭学園

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