部屋干しは天候に左右されずにいつでも干せる点がメリットです。しかし外干しに比べて、乾きにくかったり嫌なニオイがしたりといったデメリットもあります。

本記事では、部屋干しするデメリットとその解決策について見ていきましょう。

部屋干しのデメリット

アイリスオーヤマが運営するライフスタイルマガジン『+1Day』では、部屋干しのデメリットについて解説しています。

洗濯物が乾くまで時間がかかる

部屋干しは日光や風が洗濯物に直接当たるわけではないため、洗濯物が乾くまで時間がかかります。前日に干した洗濯物が、翌日朝までに乾いておらず、「着たい服が着られない…」といった事態にもなりかねません。

嫌なニオイが発生する

部屋干しをすると、『生乾き臭』と呼ばれる嫌なニオイが気になるもの。洗濯物が乾くまで時間がかかって雑菌が繁殖することで、ニオイが発生します。

また落ち切らなかった洗濯物の汚れや汗も、雑菌を増やす原因となるそうです。

洗濯物を干すスペースを確保しなければならない

部屋干しは、生活スペースに洗濯物を干さなくてはいけません。干すためのスペースが必要になるほか、ハンガーをかけられる場所の確保や来客時の目隠しなどにも気を使う必要があります。

デメリットを解決して部屋干しをするコツ

部屋干しのデメリットは工夫すれば改善できます。以下では上手に部屋干しをするコツについて見ていきましょう。

洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると、汚れを十分に落とせず雑菌の繁殖につながります。洗濯槽に余裕のある状態で洗濯できるよう、洗濯物の量に気を付けましょう。

洗濯物が密着しないように干す

洗濯物同士が密着した状態で干されていると、空気の通り道がないため生乾きの原因に。洗濯物と洗濯物の間は10㎝程度空けて干すことをおすすめします。

さらにアイテムごとの干し方のコツも覚えておくといいでしょう。

パーカーは頭にかぶる部分が丸まっていると乾きにくいため、専用ハンガーなどでフードの部分を持ち上げて干します。ズボンは裏返してポケットまでしっかり乾かします。シャツはボタンを外すと内側も乾きやすくなるでしょう。タオルは重なりが少なくなるように干しましょう。

+1Day ーより引用

サーキュレーターを使って干す

サーキュレーターを使って空気を循環させると、効率よく洗濯物を乾かせます。除湿機を併用すれば湿度を下げられるので、さらに効率的に洗濯物を乾かせるでしょう。

室内干しをする際は、洗濯物の汚れをしっかり落とした上で、空気がしっかり通るように干すのがポイントです。本記事で紹介した『コツ』を取り入れて、室内でも上手に洗濯物を干しましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
+1DAY
※写真はイメージ