タオルを洗濯する際、「ふんわり柔らかくいい匂いがする状態に仕上げたい」と思っている人も多いはず。

具体的にどのような点に気を付ければ、理想の状態に近付けられるのでしょうか。タオル洗濯のコツを、洗剤ブランドとして有名な『花王アタック(公式)』(kao_attack_jp)のInstagram投稿より紹介します。

タオル洗濯で避けるべき4つのNGポイントとは

洗濯後のタオルを、まるで新品のような理想の状態に仕上げたいと思ってはいても、現実には難しいもの。嫌なニオイが残ってしまったり、ゴワゴワと硬い手触りになってしまったり…。これらの失敗には、洗濯中のNG行動が関わっているのかもしれません。

花王アタックは、Instagram投稿にてタオル洗濯のNG行動4つを挙げています。

タオルはためずに洗濯しよう

・数日経ってから洗う

・洗濯物を詰め込んで洗う

・柔軟剤の量を多くする

天日干しする

使用後のタオルを放置すると、菌が繁殖する原因に。また、ぎゅうぎゅう詰めにされた洗濯機では、汚れをきれいに落としきれません。使用後のタオルはできるだけ素早く、洗濯機容量の7~8割を目安にお手入れするのがおすすめです。

柔軟剤を多くすればそのぶんいい香りになりそうですが、実はこれも誤りの1つ。花王アタックによると、吸水性が悪くなったり、汚れが落ちにくくなったりするそうです。適量を守って使用するようにしましょう。

天日干しがNGな理由とは

花王アタックのInstagram投稿に対して、「上3つは納得できるけれど、一体なぜ天日干しまでNGなのか」と疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。直射日光に当てれば素早く乾燥させられますし、臭いもすっきり除去できるような気がします。

しかし実際には、天日干しによるデメリットは決して少なくありません。

特に日差しが強い時期に長時間干し続けると、タオルは乾燥しすぎてしまいます。ゴワゴワと硬い手触りになってしまうのはこのためです。紫外線の影響で、素材が傷んだり色が抜けてしまったりする可能性もあるでしょう。

タオルをふんわり柔らかく仕上げたいなら、陰干しするのがおすすめです。風通しのよい場所を選んで干せば、素早く乾燥させられますし、嫌な臭いも気になりにくいでしょう。

『タオルを振る』も効果的

花王アタックによると、タオルを干す前にバサバサと振りさばくと、繊維の毛足が立ち上がりふんわりした感触に仕上がるとのこと。忘れずに行いたいワンアクションですね。

また、手間をかけたくない場合は、乾燥機にかけるのがおすすめです。柔らかな手触りに仕上げられるでしょう。

普段何気なく洗濯しているタオルですが、実はその無意識の行動こそが、気になるトラブルの原因になっているのかもしれません。ふんわり柔らかく、清潔なタオルに仕上げるためには、花王アタックが紹介している4つのNG行動にも注意してみてくださいね。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

 

[文・構成/grape編集部]

出典
kao_attack_jp
※写真はイメージ