ブレイク中の俳優、ワン・イーボーが挑んだ本格スカイアクション「ボーン・トゥ・フライ」が、6月28日から公開されることが決定。あわせて、日本版WEB特別ティザービジュアルが披露された。

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本作は、中国公開時、わずか3日間で興収40億円を突破し、初週の興収ランキングで第1位を記録。その後もロングランヒットを飛ばし、世界興収177億円を打ち立てる快挙を成し遂げた話題作だ。パイロットとして優れた能力を持ちながらも、その才能を持て余していた青年が、新世代の戦闘機開発のために試験飛行を行うテストパイロットの一員となり、成長していく姿を描いている。

空軍のパイロットであるレイ・ユーは、操縦に長けているが訓練中にトラブルを起こし能力を活かしきれずにいた。ある時、戦闘機のテストパイロットチーム隊長のチャン・ティンが彼の才能に気付き、チームへと誘う。レイは厳正な選考を経て、ドン・ファンを始めとする優秀な飛行士6人と共に、テストパイロットに選ばれる。彼らは、新世代ステルス戦闘機のテスト飛行任務に就くが、高度1万メートル以上の世界で、何度も繰り返される厳しいテストは、想像を絶する程に過酷だった。死と隣り合わせの極限状態のなか、思うように成果を出せずに苛立つレイは、ライバルのドンと衝突。果たして彼らは難関なミッションを乗り越え、最高レベルの技術が結集して開発された戦闘機の飛行に成功するのか?

主人公である若きパイロット、レイ・ユーを演じたのは、中韓合同のボーイズグループ「UNIQ」のメンバーとしてデビューし、TVドラマ「陳情令」でその名を一躍世界に広めたワン・イーボー。昨年、3本の主演作が中国で公開され、その全てが国内年間興収トップ20入りするなど桁違いの人気を誇っている。

ワン・イーボーと共に主演を務めたのは、本作で映画デビューを果たした新人ユー・シー(「封神 嵐のキングダム」)。レイのライバル、ドン・ファン役を熱演している。さらに、軍医役に「少年の君」のチョウ・ドンユィ、教官役は「レッドクリフ」シリーズ、「1950 鋼の第7中隊」などで知られるベテラン俳優フー・ジュンが演じている。

監督を務めたリウ・シャオシーは、過去に空軍の映像などを手掛けてきた経験を持っている人物。戦闘機の撮影経験が豊富なシャオシー監督だからこそ撮れた迫力ある飛行シーンが高く評価され、第36回金鶏奨新人監督賞を受賞している。

ティザービジュアルは、暗雲が立ち込める飛行場にて、テストパイロットの仲間たちと共に真剣な表情で歩くレイ・ユーらの姿を捉えたもの。テストパイロットとしての任務は、文字通り命がけ。失敗しながらも前へ進む彼らの身にどんな出来事が起こるのか期待が膨らむデザインとなっている。

そして、ワン・イーボーを中心にキャストの顔が並んだポストカード付のムビチケが、4月19日より数量限定で発売されることが決定。ムビチケのデザインはWEB特別ティザービジュアルと同デザイン。WEB限定デザインのためポスターやチラシになる予定はなく、ファン必携アイテムになるはずだ。

「ボーン・トゥ・フライ」は、6月28日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

日本版WEB特別ティザービジュアル (C)2023 Shanghai PMF Pictures Co., Ltd. & Mr. Liu Xiaoshi